2024明治安田J1リーグ 第38節 アルビレックス新潟戦【MATCH PARTNER三菱自動車】 試合後のコメント
「まず、本日の大きなイベントとなった(興梠)慎三とウガ(宇賀神友弥)の引退、そしてクラブを去るブライアン リンセンの出場、彼らの本日のパフォーマンスに感謝したいと思います。特に興梠慎三は、私の指導者としてのキャリアの中でも、最も素晴らしいパフォーマンスとキャラクターを持ったプロ選手でした。
そして、この話題でスタートしたことをみなさんに申し訳なく思いますが、慎三の今までのレッズへの貢献、そして昨年一緒に仕事をしたこと、今年の難しい3ヵ月で共に戦ったことに感謝しています。
本日の試合に関しては、ゲームコントロールはかなりできていたと思います。ただ、ビルドアップのところでもう少し素早いプレーができていれば、と思います。
またファイナルサードに入ってからの判断のところで少し遅れることがあり、もう少し勇敢にやってくれていれば、というところもありました。ただ、前半にあった慎三のチャンスのように、テンポよくプレーできた場面もありました。そういった時間帯では、ボールを失ったときも良いリアクションを見せることができていました。
後半に入ってからはよりスペースが生まれ、チャンスが増えると思っていましたが、そうなりませんでした。後半はあまりチャンスが生まれなかった中で、慎三から(原口)元気への場面ではチャンスが生まれましたし、その後の(前田)直輝も、もう少し落ち着いてプレーしていれば、より良い場面につながっていたのかなと思います。
この大事な日に、満員のファン・サポーターの前で勝利を収めて慎三とブライアン(リンセン)、ウガを送り出したいと思っていましたので、残念な結果でした」
[質疑応答]
(川崎フロンターレ戦を除いて10試合を戦ったが、6試合でノーゴールだった。これではリーグで勝ち点を伸ばすのは難しいと思う。昨年と似た、失点が少ないけど得点もできないチーム、という現状があると思うが、この状況を打開していくために、オフや来年のキャンプなどでどういうところに重点的に取り組んでいきたいか?)
「答えは簡単です。よりしっかりとトレーニングを積んでいくことだと思います。本日の試合はおっしゃったように、現在の我々を象徴するようなものでした。今回、来日してからの3ヵ月は、クレイジーと言えるような日々でした。たとえばサンフレッチェ広島戦など、大きなプレッシャーがかかる中でいいプレーを見せた試合もありました。そしていい方向に進んでいると感じたところで、非常に貧素な内容の試合をプレーすることもありました。ある側面で安定性がないというところが、私にとってのチャレンジでした。
編成のところは、来シーズンのメンバーが定まってきたらしっかりと言いたいと思います。そこから準備ができると思いますが、来シーズンにやろうとしているサッカーのことを考えると、それに合った特長のある選手を獲得しなければいけません。そして来季、レッズに最適な選手たちをそろえ、パフォーマンスを上げていきたいと思います。
現在のパフォーマンスは、得点が少ないからだけではないと思います。それ以外にも安定に欠けている部分や一貫性がないところがあったりしますので、そこを改善しないといけません」
(次のシーズンはどのようなスタイルで戦っていくか、抱負をお聞かせいただきたい)
「Jリーグのトップ3に入っていける、Jリーグで闘えるチームにしたいと思います。そして今シーズン、昨年もそうですが、どういったチームがJリーグで成功しているのかを見て、そのような要素を取り入れることも必要だと思います。
そして私がつくりたいチームは、ゲームコントロールができるチームです。現在よりも効果的なビルドアップをしながらプレーできるチームですね。そして来シーズンに必要なことを考えると、この3ヵ月の中でも改善できているところもあります。たとえば、ボールを失ったときの切り替えのリアクションですね。攻撃時のリスクマネジメントも良くなっていますし、ゾーンディフェンスでの連係も改善できていると思います。そしてバランス良く90分間、ゲームをコントロールすることが重要だと思います」
(就任会見で、興梠慎三選手を特別なポジションでFIFAクラブワールドカップに連れて行くことを提案したが、その件については?)
「素晴らしい記憶の持ち主ですね。昨年の立ち上がりで我々は少し苦しんでいましたが、その後に慎三が出場する機会が増え、その中で重要なゴールを決めてくれましたし、AFCチャンピオンズリーグでも素晴らしいゴールも決めてくれました。慎三自身はプレシーズンで少し苦しんでいましたが、その後はそのような素晴らしいものをチームにもたらしてくれた、素晴らしい選手です。
そして慎三とウガのロスは、ピッチ上だけではありません。ロッカールームの中でチームスピリットをつくる存在としても、彼らが欠けてしまうことになります」
「みなさんに、この3ヵ月間のことを感謝したいと思います。ありがとうございます。難しい日々でしたが、来季に向けて教訓のあるものでもあったと思います。そしてみなさまにも、ジャーナリストとしてのお仕事に『お疲れ様でした』と言いたいと思います。そして来季がみなさまにとっても良いシーズンになることを願っています。ありがとうございました」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「まず、本日の大きなイベントとなった(興梠)慎三とウガ(宇賀神友弥)の引退、そしてクラブを去るブライアン リンセンの出場、彼らの本日のパフォーマンスに感謝したいと思います。特に興梠慎三は、私の指導者としてのキャリアの中でも、最も素晴らしいパフォーマンスとキャラクターを持ったプロ選手でした。
そして、この話題でスタートしたことをみなさんに申し訳なく思いますが、慎三の今までのレッズへの貢献、そして昨年一緒に仕事をしたこと、今年の難しい3ヵ月で共に戦ったことに感謝しています。
本日の試合に関しては、ゲームコントロールはかなりできていたと思います。ただ、ビルドアップのところでもう少し素早いプレーができていれば、と思います。
またファイナルサードに入ってからの判断のところで少し遅れることがあり、もう少し勇敢にやってくれていれば、というところもありました。ただ、前半にあった慎三のチャンスのように、テンポよくプレーできた場面もありました。そういった時間帯では、ボールを失ったときも良いリアクションを見せることができていました。
後半に入ってからはよりスペースが生まれ、チャンスが増えると思っていましたが、そうなりませんでした。後半はあまりチャンスが生まれなかった中で、慎三から(原口)元気への場面ではチャンスが生まれましたし、その後の(前田)直輝も、もう少し落ち着いてプレーしていれば、より良い場面につながっていたのかなと思います。
この大事な日に、満員のファン・サポーターの前で勝利を収めて慎三とブライアン(リンセン)、ウガを送り出したいと思っていましたので、残念な結果でした」
[質疑応答]
(川崎フロンターレ戦を除いて10試合を戦ったが、6試合でノーゴールだった。これではリーグで勝ち点を伸ばすのは難しいと思う。昨年と似た、失点が少ないけど得点もできないチーム、という現状があると思うが、この状況を打開していくために、オフや来年のキャンプなどでどういうところに重点的に取り組んでいきたいか?)
「答えは簡単です。よりしっかりとトレーニングを積んでいくことだと思います。本日の試合はおっしゃったように、現在の我々を象徴するようなものでした。今回、来日してからの3ヵ月は、クレイジーと言えるような日々でした。たとえばサンフレッチェ広島戦など、大きなプレッシャーがかかる中でいいプレーを見せた試合もありました。そしていい方向に進んでいると感じたところで、非常に貧素な内容の試合をプレーすることもありました。ある側面で安定性がないというところが、私にとってのチャレンジでした。
編成のところは、来シーズンのメンバーが定まってきたらしっかりと言いたいと思います。そこから準備ができると思いますが、来シーズンにやろうとしているサッカーのことを考えると、それに合った特長のある選手を獲得しなければいけません。そして来季、レッズに最適な選手たちをそろえ、パフォーマンスを上げていきたいと思います。
現在のパフォーマンスは、得点が少ないからだけではないと思います。それ以外にも安定に欠けている部分や一貫性がないところがあったりしますので、そこを改善しないといけません」
(次のシーズンはどのようなスタイルで戦っていくか、抱負をお聞かせいただきたい)
「Jリーグのトップ3に入っていける、Jリーグで闘えるチームにしたいと思います。そして今シーズン、昨年もそうですが、どういったチームがJリーグで成功しているのかを見て、そのような要素を取り入れることも必要だと思います。
そして私がつくりたいチームは、ゲームコントロールができるチームです。現在よりも効果的なビルドアップをしながらプレーできるチームですね。そして来シーズンに必要なことを考えると、この3ヵ月の中でも改善できているところもあります。たとえば、ボールを失ったときの切り替えのリアクションですね。攻撃時のリスクマネジメントも良くなっていますし、ゾーンディフェンスでの連係も改善できていると思います。そしてバランス良く90分間、ゲームをコントロールすることが重要だと思います」
(就任会見で、興梠慎三選手を特別なポジションでFIFAクラブワールドカップに連れて行くことを提案したが、その件については?)
「素晴らしい記憶の持ち主ですね。昨年の立ち上がりで我々は少し苦しんでいましたが、その後に慎三が出場する機会が増え、その中で重要なゴールを決めてくれましたし、AFCチャンピオンズリーグでも素晴らしいゴールも決めてくれました。慎三自身はプレシーズンで少し苦しんでいましたが、その後はそのような素晴らしいものをチームにもたらしてくれた、素晴らしい選手です。
そして慎三とウガのロスは、ピッチ上だけではありません。ロッカールームの中でチームスピリットをつくる存在としても、彼らが欠けてしまうことになります」
「みなさんに、この3ヵ月間のことを感謝したいと思います。ありがとうございます。難しい日々でしたが、来季に向けて教訓のあるものでもあったと思います。そしてみなさまにも、ジャーナリストとしてのお仕事に『お疲れ様でした』と言いたいと思います。そして来季がみなさまにとっても良いシーズンになることを願っています。ありがとうございました」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】