【試合レポート】
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第13節
2024年12月18日(水) vs.宇都宮ブレックス
- 節
- りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第13節
- 日 時
- 2024年12月18日(水)
- 会 場
- 越谷市立総合体育館
- ホーム / アウェー
- ホームゲーム
試合結果
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
越谷 | 15 | 12 | 25 | 17 | 69 |
千葉J | 19 | 23 | 19 | 10 | 71 |
ゲームハイライト
試合後コメント
安齋 竜三 ヘッドコーチ
リーグトップのチームとこういうゲームができるところまできた。
「自分たちのベースはこれだ」というものを確立し、もっと伸びていけば、まだまだリーグの中でも戦っていける。
僕も前半はやっていて楽しくなかったが後半はめちゃくちゃ楽しかった。
試合総括
今日はカイ(・ソット)が出られないっていう状況だったんで、カイの分もしっかり全員でファイトして、いつもカイがリバウンドをかなり頑張ってくれてるんで、そこは全員で頑張ろうっていうところで試合に入って、
前半はちょっと僕のプランに選手たちが戸惑って、自分たちのルールみたいなところがしっかりできてなかったんですけど、
後半は逆に、ディフェンスのところの徹底だったり、今日みたいなゲームでオフェンスのところでしっかり楽しみながら、自分たちの良いところをまず出して、相手がこうしてきたから次はアジャスト、みたいな感じに後半はできました。
前半は全然逆、自分たちがメンタル面であんまり入っていってなくて、僕に言われてやりだしたら全然それが空回っちゃったみたいなところだったんで、
今日の後半みたいなメンタルで、まず試合にしっかり入ったりとか、それをベースにしていければ、本当にこの4試合勝ち切れないゲームが続いて、
そこはもう僕の責任なんですけど、
そういう中でもこのリーグの中でトップのチームとこういうゲームができるところまでは来てるのかなと思うんで、この後がすごい大事かなと思います。
どういうチームに対しても、自分たちのベースはこれだっていうのをしっかり作って、プラスアルファもっともっと伸びていけば、まだまだリーグの中でも戦っていけるのかなと思いますし、
今分岐点にまた次、差し掛かるかなっていうところなんで、
週末の京都戦、京都さんもすごい良いチームですし、タレントもいますし、そこに対してしっかり準備してやっていきたいなと思います。
今季初のスターティング5になった笹倉選手のプレーについて
(前節)怜寿のターンオーバーからカイのアンスポになって、
カイが出られないっていう中で、怜寿に
「チャンスやるから」
「今日カイが出られない分お前がそこで頑張れ」
っていうのを話ししてスタートに出したっていうのと、
普通通りの感じでいっても、太刀打ちできないかなっていうのはあったんで、
スモールラインナップで入るっていうところで、怜寿をそこにもってきたんですけど、
今日オフェンスリバウンドもしっかりいってましたし、シュートも入ってて、
ベース的に怜寿はあのぐらい持ってると俺は思ってるんですけど、そこが出てくるメンタリティがなかったんで、
そういう話を、千葉Jに負けた後にして、そこを持ってこれれば「お前もB1で戦えるよ」っていう話はしてたんで、
やっと、今日も前半は駄目でしたけどね、後半やっとそのレベルまで来てるし、
ブレックスのディフェンスもそうだし、オフェンスもそうですけど、
すごいチームなんで、そこ相手にできたっていう自信をしっかり持ちながらもっともっとステップアップしていってくれれば、
シーズン序盤は怜寿が(怪我で)いない時間が結構長かったんで、あいつが戻ってきて、こうなるよっていうのをあいつにも示してほしいなっていうのは思います。
後半のインサイドやガード陣の頑張りについて
後半めちゃくちゃ良かったです。
ファイトしてるし、ファウルの使い方もそうだし、周りの呼び方もそうだし、
僕も前半はやっていて楽しくなかったですけど、後半はめちゃくちゃ楽しかったですし、
お客さんも楽しんでもらえたんじゃないかなっていうか、
今までお金払って観る価値があるバスケットをどんだけできてたかっていうのが、僕はいつも選手たち問いただしてましたけど、
今日はそういう価値あったんじゃないかなっていう気はしますけどね。
自分たちでどう面白くできるかは、戦いにいかなきゃいけないし、状況判断をしながらやっていかないといけない。
強い相手にぶつかっていく姿を見て、お客さんも楽しいと思うし、僕らもやっていて楽しいと思う。
ハーフタイムに「このままゲームやっててもお金払う価値ないよ」という話を選手にした。
後半はファイトして良いゲームになった。
ワンポゼッション差の試合が続いている中で選手たちの雰囲気、姿勢はどうだったか
ちょっと不安みたいな感じもあったと思います。
カイがいないっていうのも1つあるんですけど、
スモールラインナップっていう、ほとんどやったことないものを今日最初からぶっつけでやりにいくっていうのに対しての、
オフェンスをどうしたらいいのかとか、ディフェンスをそのスイッチした後どうしたらいいかとかっていうところがちょっとクリアにできる時間が正直なかったっていうか、
それがそのメンタルに出てしまった最初だったかなっていう感じはしてます。
何人かはいたんですけど、しっかり入れてる選手が。
でも、何人かやっぱ入れてなくてっていうところでちょっとずつ差が開いてしまったっていうのが前半だったなと。
疲れもありますし、
それはもうどこも一緒なんですけど、メンタル的にちょっと不安があるような感じは、あったのかなという感じはしてます。
ここ3試合の経験は後半の20分に活きていたか
自分たちがやろうとしてることをやり切ろうとすれば、そのぐらいの力を発揮できるっていうのがこの何試合かだと思うので、
それは後半もできたかなと思いますし、
正直ハーフタイムで「本当につまんねえな」っていう話をして、
「こういうゲームで、こんだけお客さんも入ってて、本当につまんなくない?」っていう話を選手にしたんですけど、
自分たちでどう面白くできるかっていうのって、戦いにいかなきゃいけないし、そういうのをしっかり状況判断しながらやっていくっていう、強い相手にぶつかっていくっていうのを見ててお客さんも楽しいと思うし、
僕らもやっててすごい楽しいと思うんで、
そこがハーフタイムに「本当つまんないよ」っていう、「このままゲームやっててもお金払う価値ないよ」っていう話をしたので、後半はさっきも言いましたけど、そういう意味ではちゃんと自分たちがしっかりファイトしてたし、戦いにいった良いゲームだったんで良かったと思います。
勝てなかったが、自身にとっても良いゲームだったか
僕がいた時にいた選手も半分以上まだいますし、さすがだなって思うところもあれば、
あいつらに勝ちたいなっていう気持ちも正直あるんですけど、
これは今日良いゲームができたからって次やる時、4月と5月ですけど、
また良いゲームができるかっていったらそうじゃないと思うんで、
やっぱりそこまでにもっと自分たちがしっかりとした力をつけて、こういうチーム、この4試合みたいなゲームをベースにできるかどうかっていうのが、これからこのチームがどうなっていけるかっていうところだと思うので、
今の戦える状況だけではもう全く満足してないですし、ブレックスとあと3回あるんでまずどっかで1つ勝って恩返ししたいと思います。
喜多川 修平 選手
良い試合はしたが負けは負け。
もう一つ上に上がるためには、もっともっとやることがある。
そこをしっかり突き詰めてやっていきたい。
試合総括
ブレックスに対して、前半ちょっと点差をつけられてしまいましたけど、
後半ファイトしてゲームを戻して、最後どっちに転ぶかわからないようなゲームにできたことは、すごい良かったと思いますし、
本当今日はカイ(・ソット)が出られないっていうところで、みんなでカイのいない部分をカバーしてやろうっていうことで試合に入って、出だしは本当に良い流れをつくってくれたと思うんですけど、
交代で出ていった選手がちょっと弱気なところも出てしまったりとかして、相手のリズムになってしまったところは、僕個人としても反省ですし、
ただ先ほども言ったように、後半こうやって離されず、しっかりゲームを戻したっていうところは、すごく良かったかなと思います。
あとは、個人的にはすごく楽しみにしてた一戦ではあったので、
6年間ブレックスでプレーさせてもらって、ずっと仲間でやってきたメンバーが相手になって、B1の舞台でまたやるっていうところがすごい感慨深いなと思いながらやっていました。
元チームメイトとのマッチアップも印象的だったが全体を振り返って
そうですね、
練習でもマッチアップをする選手も多いですし、それで不思議な感覚でしたけど、でも本当にやっぱり負けたくないっていう気持ちでゲームはやってましたし、
ああいう強いチームに対して、今自分たちがどれだけできるかっていうところが、本当にチャレンジだと思っていたので、楽しかったっていえば楽しかったです。
オフェンス面で2試合連続2桁得点、シーズンハイ更新となったが手応えはあったか
そうですね、
ディフェンスから良い流れを作って自分たちは攻めていきたいので、そういったところで流れに乗ったシュートもあったと思いますし、
本当にみんなインサイドもそうですし、アタックできるメンバーもいるので、
そういったところでみんな引きつけてくれて、自分が空いてくるっていうところもあるので、そこはしっかり決め切っていきたいなっていうふうに思ってやっていました。
千葉J戦、三遠戦2試合、宇都宮戦とタフな4連戦すべて接戦となったが、チームの成長をどう感じているか
本当に自分たちがやることをやれば、しっかりそういう強豪のチームに対してもやれるっていうような自信はみんなついてきたと思うし、
あとはこっから本当にどうやって勝ち切るかってところがすごく大事になってくると思うので、
良い試合はしましたけど、負けは負けなので、そこを本当もう一つ上に上がるためには、もっともっとやることもあると思いますし、
そこをしっかり突き詰めてやっていきたいなと思います。
3連勝、そしてこの接戦、何がチームで変わったと思うか
それぞれ役割があると思うんですけど、自分に与えられた役割っていうところをしっかり遂行しようっていうところが、
悪いときはやっぱり人任せになったりっていうところが多々あったと思うんですけど、
ここ何試合かは、みんながそれぞれの役割をしっかりと遂行して、それを長い時間やれてきているっていうところが、良いゲームにつながっているところかなと思います。
ファンの大声援もあったがその声援に応えたいという思いもあるか
本当に僕たちがこうやってバスケをできているのは、ファンの皆さんがやっぱりこうやって、今日もたくさん応援してくださってたと思いますし、
そういった中で、自分達がプレーできると思うので、そういう人たちに対して、自分たちがプレーで何かを、何て言うんですかね、一つでも持って帰ってもらうというか、勝ち負けもそうですし、それ以上に気持ちの部分で伝わる部分があればいいなっていうふうに思って、常にゲームには臨んでいますし、
今日がみるのが最後の人もいるかもしれないっていう気持ちでゲームをやるっていうのはすごく大事だと思うので、
毎試合毎試合本当に全力で戦っていかなきゃいけないなっていうふうにまた更に思いました。
ジェフ・ギブス 選手
日々成長し、順位を少しずつ上げていって、またチャンピオンシップの最後のスポットの枠を勝ち取れるかというところまで持っていきたい。
個人としては60試合全部怪我なく出るのが目標。
試合総括
前半後半の違いっていうのが出た試合で、最初の出だしのところは良いプレーが続いたのですが、
2Qでちょっと失速して、プレーが悪くなった時間帯があって、
前半が終わった時点で12点差だったと思うんですけど、
また後半戦い出して、良いクロスゲームになったんですが、遠藤選手が最後2本外した中、自分たちの最後で決められなかった、
それで、個人的なことなんですが、自分自身のプレーが今日は本当によくなかったと思っているので、
今日の負けは自分自身の責任だと感じてはいるので、
後半含めてもっといいプレーができたら、もしかすると結果が違ったんじゃないかなと思ってたので、本当に今日の負けは自分の責任だと感じています。
今日の対戦には特別な思い入れがあったのでは
特別といえば特別ですし、試合前は話したり、冗談を言ってちょっとふざけたりとかしましたけど、
Tip-offして試合に入ると集中しているので、
でも元チームメイトたちに出会うと、楽しい思い出もいっぱいあるので、嬉しい気持ちにはなります。
やりにくさはないか
やりにくさはないですし、
5年間一緒にやっていた中、竹内選手は8年間一緒にやっていて、
癖とかも、何がすきかっていうのもわかっているので、そこまでは難しくないです。
ここ最近ワンポゼッション差の試合が続いている中、今日は勝ちたい気持ちが強かったのでは
相手が誰であろうと、勝ちたいので、
本当に以前も言ったと思うんですけど、今の我々の成績以上に、我々はそれ以上のチームだと思っているので、勝ちが続けばいい方向に持っていけると思うので。
ただ言えるのは、やっぱり元チームメイトたちとの対戦で勝つことができると、気持ちが良いと思います。
残り3回機会があるので、勝ちたいです。
チームの成長をどういったところに感じるか
質が良くなってきてるっていうのはあるので、
でもこれは(安齋)竜三さんがシーズン中ずっと言っていることで、
選手たちみんながそれを理解して、証明できるように一歩ずつ成長してるので、
これからまだまだ続かないといけないと思いますし、
またコーチ陣たちに言われる前に自分たちでやっていくのが大事だと思います。
戦う意識は上がってきているか
バスケットは40分間の試合の戦いなので、
今は明らかに時間によって違いが見えてしまっていると思うので、
この40分間全部を戦い抜ければ、成績も変わってきますし、どんどん順位も上がってくると思うので、あとはやるだけです。
引退を宣言している中残りのシーズンをどういったものにしていきたいか
自分の目標は、日々成長して、順位を少しずつ上げていって、
シーズンの最後の方で、チャンピオンシップの最後のスポットの枠を勝ち取れるかっていうところまで持っていきたいです。
個人としては
ずっとやってきた得点だったり、リバウンド、スティールっていうところの貢献は続けていきたいと思いますし、
自分は個人というよりもチームのことを優先的に考える選手なので、
ただ一つ言えるとしたら、60試合全部出るっていうのが目標なので、怪我せず60試合出るっていうのが個人の目標でもあります。