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皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝 vs ノジマステラ神奈川相模原 試合後選手コメント

皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝 vs ノジマステラ神奈川相模原 試合後選手コメント

【伊藤美紀】
「早い段階での得点が欲しいと思っていたので、そこはすごく良かったと思います。そこから追加点が取れない中で苦しい試合にはなったのですが、なんとか守備陣が無失点で抑えてくれたので、勝ち切ることができました。次につながる、いい試合にはなったとは思います」

(先制点の場面は遠めからのシュートでしたが、スカウティングなどで狙いがあったのでしょうか、それともとっさの判断だったのでしょうか)
「裏に抜けたときに相手GKの位置がちらっと見えて、結構前に出ていると思ったので、ゴールの位置をそんなに確認できていたわけではなかったんですけど、狙ってみたら入りました。自分の感覚を信じて思いっきりいって、良かったなと思いました」

(その後は押し込みながらも、決定機はなかなか作れませんでした)
「狙いとして、N相模原さんのラインがあまり整っていなかったので、サイドの裏などは狙い目として持っていました。そこにボールを供給して、という意図はあったのですが、ボールの質の面で、味方がしっかりと追えるボールがなかなか出せませんでした。意図がある中で、今日の試合では精度がリンクしていなかったと思っています。もちろん、コンディションやピッチ状態などはいろいろありますけど、その中でもしっかりとやっていかないと、どこかで相手に流れが行ってしまいます。そうした部分はもう1度見つめ直して、だけど狙いは変えずにやっていきたいとは思います」

(次戦の相手がI神戸に決まりました。前回の大会など、何度も悔しい相手をさせられている相手ですが、そこに向けてはいかがでしょうか)
「トーナメントにすごく強いチームという印象があります。後半になっても落ちないですし、最後の最後で点を取り切れる強い力を持ったチームだと思うので、本当に最後まで気を抜けないと思います。でも、自分たちでしっかりとボールを握っていれば、カウンターなどもある程度自分たちの予測の中でしっかりと対応できると思うので、まずは自分たちのボールを大事にするところにしっかりこだわっていきたいです。なおかつ相手をしっかりと動かした中でたくさん点を取って、チームとして楽に勝てるのが一番ですけど、そう簡単にはさせてくれないと思うので、全員が勝つことにこだわって強い気持ちを持って、前回のリベンジをしっかりと果たしたいなと思います」


【池田咲紀子】
「まずはしっかりと勝って帰るということをチームのみんなと共通認識として持っていて、しっかり表現できたことは良かったと思います。でも戦い方とか、勝ったからこそ反省できる部分はあると思いますし、後半は特に押し込まれる時間も長かったので、勝って反省する部分は多いのかなと思います」

(後半に押し込まれた時間帯では、守備陣でどういうことを意識してプレーしようとしていましたか)
「ひとつのカウンターとか、ひとつのチャンスを与えてしまうと、N相模原さんは決めきる力がありますし、WEリーグではそこでやられているので、まずはそのチャンスを与えないことをセンターバックの2人を中心に話していました。後ろはリスクを負わず、はっきりとしたプレーを心がけようということは声をかけ合っていました」

(前半にはピンチを迎えたところで、うまくDF陣と連係しながら食い止めるシーンがありました)
「ああいうところで簡単にやらせないことが、今後もベースになっていかなければいけないと思います。このチームは攻められる時間が少ないので、少ないピンチを止めるのは難しいことでもありますけど、自分はそこを求められていると思いますし、そこで仕事ができるかが自分の役割だと思います。今日はDF陣と連係していいプレーができたので、次もしっかりと、これをベースにしてやりたいと思います」

(また、攻撃では先制点につながったフィードもありました)
「ああいうキックができるのが自分の良さでもあると思います。狙ったかと言われるとそうではないんですけど(笑)、あそこに蹴れる部分は自分も強みとしているので、狙えるところはしっかり狙いながら、セーフティーにやるところなど、自分に求められる最低限のところは毎試合しっかり果たしたいです」


【高塚映奈】
「勝てたことが、1つ大きなところとして良かったと思います。ピッチがいつもよりでこぼこしていたので、そのミスはみんなでカバーしようと声をかけ合っていて、意識してプレーしていました」

(皇后杯では2戦連続のスタメン出場で、長い時間プレーをしています。手応えはいかがでしょうか)
「守備面では結構安定してきていて、相手のビルドアップを後ろに戻させるところとかはできてきていますが、攻撃面で自分たちのリズムを作って攻めていくところには、まだまだ課題があると思います」

(その中で、高めていきたいのはどんなところでしょうか)
「相手が寄せてきている中でもうひとつ落ち着いてパスを通して、3人目の動きで相手のディフェンスラインを崩すようなところは、もっとやっていけたらと思います」

(次戦までは1ヵ月近く期間が空きますが、この期間をどのように使っていきたいですか)
「オフを少し多めにもらっていますけど、年明けに大事な試合があることを忘れず、練習がない中でも自分なりにできる準備をやっていきたいと思います」


【西尾葉音】
(ピッチに入るときにはどのような指示を受けていましたか)
「守備から入ることと、積極的に足を振って、強気で行こうという指示で入りました」

(守備で身体を張って相手を止める場面や、攻撃でもアグレッシブさを見せる場面がありました。実際にプレーしてみて、いかがでしたか)
「チームが1-0で勝っている状況で、その流れを止めないことを第一に考えて、守備から行くことを意識して入りました。でも、入ってすぐにチャンスがあって、シュート意識はもっと強めなくてはいけないと思いました。少ない時間でもチームのために結果を残そうと思うなら、そういうところをどんどん突き詰める必要があると思います」

(ここからプレー時間を延ばしていくためはいろいろなことが求められると思いますが、ご自身の中ではどこが一番必要だと思っていますか)
「スピードを生かした縦への推進力やシュートが武器で、そこは誰にも負けたくないところです。ゴールを取るためにもトレーニングから積極的にアピールして、監督やチームメートに信頼されるように頑張りたいです」

(次戦のI神戸戦に向けてはいかがでしょうか)
「負けたら終わりの戦いなので、どんな形であれ勝利が絶対です。自分は途中からの出場が多いですけど、前半からつないでくれているチームメートのためにも、後半から出たらチームに勢いをつけて、結果でチームの力になりたいです」