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【試合レポート】第24節 2025年3月12日(水) vs.秋田ノーザンハピネッツ〔HOME GAME〕                           

【試合レポート】第24節 2025年3月12日(水) vs.秋田ノーザンハピネッツ〔HOME GAME〕  

【試合レポート】
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第24節
2025年3月12日(水) vs.秋田ノーザンハピネッツ

 
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第24節
日  時
2025年3月12日(水)
会  場
越谷市立総合体育館
ホーム / アウェー
ホームゲーム
 

試合結果

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
越谷 22 21 15 20 15 93
秋田 26 20 10 22 2 80
 
 
 

ゲームハイライト

 
     

試合後コメント

安齋 竜三 ヘッドコーチ

   

こうしてバスケットができることが当たり前ではないこと、プロとしての責任について改めて向き合って迎えた試合。
選手たちが我慢しながら、練習したことをやってくれて、
ファンの皆さんの声援と一体となってギリギリの試合で勝ちをもぎ取れた。

   

試合総括

昨日ですかね、東日本大震災から14年ということで、昨日練習中に黙祷もさせてもらったんですけど、やっぱり常に忘れちゃいけないとは思いつつ、
ですけどやっぱそういうことがあった中で、僕らはこうやってバスケットをやらせてもらってるっていうところ、本当に当たり前じゃないっていうところをまた再認識させてもらったりだとか、
被災した皆さん、今復興どんどん進んでると思いますけど、そういう人たちに少しでも元気になってもらえるように、僕らの責任としてはプロとしてそういうところもあるなっていうのを、昨日改めて思ってからの今日の試合だったんですけど、
本当に選手たちが我慢しながら、前回オフェンスリバウンドをめちゃくちゃ取られたんで、あとターンオーバーですかね、のところを、練習からしっかりどういうリバウンドの取り方をするかとかっていうのもやったところを、選手たちがしっかりやってくれて、
本当にギリギリの試合でしたけど、ファンの皆さんの声援と、そういうものが一体となって、勝ちをもぎ取れたっていうのがすごい良かったゲームだったかなと思いますし、
何人か被災した選手もいますし、今日初めて出た菅原も岩手で被災してる、8歳かな?のときに、被災したっていう状況の中で、本人も初のデビュー戦でしたけど、本当に思いっきりプレーしてくれて、良いプレーが出たんで、すごい良かったなと思います。
今日のような、本当にチームとして戦ってもぎ取るっていうようなゲームを、今シーズン何回かそれを取れなくて負けてるっていうゲームもあったんで、
今日こういうゲームをきっかけに、そういうゲームを増やしていければいいかなと思います。

   

長崎戦に向けて

スカウティングをまたしてからっていうところと、
前回やったときは馬場選手が出ていなかったんで、そういう部分もありますけど、
お互い選手も少しずつ変わったりとかしている中で、
ここを気をつけるとかっていうよりは、今日みたいなディフェンスの強度だったり、戦う意識だったり、とかっていうのをベースに持っていかないと、
僕らは本当にB1に入りたてのチームで、順位云々っていうよりは、チームのカルチャー的にも、チーム的にはやっぱり下のチームなんで、
そこに向かっていくっていう状況を、まず練習から作って、長崎に乗り込んでいくっていうのがすごい重要なのかなと思います。

   

震災の話もあったが福島県出身という中で、このBリーグの存在含めどう感じているか

僕の親戚とかも、海辺というか、南相馬の方に住んでるで、津波の被害とかもありましたし、
でもそういう中で本当にね、バスケットだけじゃないですけど、僕もすぐ被災地に行って色んな活動もさせてもらいましたけど、そういうことをできる存在というか、僕らやっていかなきゃいけない存在だと思うんで、
そういう人たちがしっかりいろんなサポートをしたりとか、元気になってもらうためにどうしたらいいかとかっていうのを考えながら続けていった結果がBリーグにもどんどん繋がっていると思いますし、
だからといってプロとしての責任っていうのが、ただバスケットボールをやっているだけじゃ駄目だよっていうところは、本当に感じていかなきゃいけないかなっていう。
最近の日本のBリーグの状況とか見てても、本当にプロなの?って思うことも多々ありますし、
僕も最初からプロにいたわけじゃないんで、いろんな世界を見させてもらいながらここまできてますけど、
やっぱりそういうものに対する責任とか、今言われてるように被災した方たちだったり、子どもたちもそうですし、そういう夢をどれだけ与えられるかとかっていうところが、僕らの責任で、そこが全部に渡っているというか、全部に対してそういう責任がある。
地域に対してもそうですし、行政の皆さんに対してもそうですし、そういうのをしっかり感じながら、なんで俺らがバスケットをやってお金もらえてるのかっていうのをもっともっと本当に全員が感じられるようなリーグになっていかないと、
なんていうのかな、そうじゃないことも多分いっぱいあると思うし、
そんなんじゃもうリーグ自体がもう本当に駄目になっていくと僕は思ってるんで、
そうならないように、本当にね、プロとしての責任を一つずつ果たしていけるっていう準備とか、そういう努力をしっかりしていかなきゃいけないんじゃないかと思います。

   

本当は4Qで勝ち切らなければいけなかった。
延長戦では選手たちがプレーヤーとしての責任を果たせていた。
会場の熱量にも助けられて今日勝ちを取れたことがカルチャーに繋がっていく。

   

第4Q残り3分を切ったところで笹倉選手の3ポイントで7点リードした後、少し受け身になったようにみえたが、メンタル面のアップダウンはどうだったか

繰り返してはいますよね、
だからもう勝ち切らなきゃいけない状況を自分たちから手放していって、
もちろん秋田さんがああやってディフェンスしてきたっていうのはあるんですけど、
それ誰がやるのっていうのとか、
それがやっぱりプレーヤーとしての責任だと思うんですけど、そこをね、結局分かってるんですよ、自分たちでは。
俺がやんなきゃいけなかったっていう、
でもそれができない理由っていうのがやっぱり気持ち的に逃げてるとか、疲れてるとかっていう言い訳、
僕からしたら言い訳が出てしまうっていうまだ現状があるっていう。
でも延長戦になってからは、それをしっかり選手たちが果たしたっていうところでいくと、
やればできるのに何でそれやれないの?っていうのが僕のずっと疑問。
本当はあそこで勝ち切らなきゃいけなかったっていうのがまず本当にありますし、勝ち切れる要素も全然ありました。
延長戦みたいにちゃんと自分たちがちゃんとしたことをやってれば。
ですし、(相手が)フリースローを落としてくれたっていうのも本当に、会場の大声援、本当に最近、というか、今シーズン特にそうですけど、やっぱりファンの皆さんの熱量っていうのもめちゃくちゃ上げてもらってると思うんで、
そういうのでね、勝つっていうところがまだ始まったばっかりのチームのカルチャーとしては、そういうものを一つ、勝ちを今日取れたっていうところが、カルチャーに繋がっていくのかなっていう。
なので今度はファンの皆さんに対してしっかり40分でけりをつけるっていう、ああいう状況だったら。
それを僕らがしっかりやらなきゃいけないっていうのになっていくと、どんどんそういういいカルチャーが生まれてくるんじゃないかっていう感じですかね。

   

菅原佳依 選手

   

怪我でバスケから離れている間もトレーナーや選手たちがサポートや声かけをしてくれ、今日の良いプレーができた。
ファンの声援のおかげで最後勝ち切れた。

   

試合総括

今日は秋田さんということで、ディフェンスの強度が高いということもあって、
練習のときから、リバウンドだったり、ルーズボールのところを意識してやろうっていうことがあったので、
そこを意識して全員が最初から40分と延長までずっとそれを徹底できたのは良かったかなと思います。

   

公式戦デビューの感想と次節への意気込み

インカレ前に肉離れの怪我をしてしまって、そこから3ヶ月ぐらいバスケから離れていたんですけど、
その中でもアルファーズのトレーナーの皆さんや選手たちがしっかりサポートしてくれたり、たくさん声をかけてくれたのもあって、今日の良いプレーができたかなと思います。
次節長崎に向けては、この秋田さんのためにやってきたディフェンスリバウンドだったり、そういうところも継続しながら、しっかりと自分たちの持ち味を出して勝っていきたいと思います。

   

岩手での経験を活かせている実感はあるか

去年岩手では降格してしまったシーズンだったんですけど、
鈴木ヘッドコーチがベースとしているディフェンスのチームっていうこともあって、
ディフェンスのポジショニングであったり、リバウンド、タグアップとかそういう部分での徹底したところは、今もすごく活きてるのと、
あとシュートに関しては鈴木ヘッドコーチが3ポイント王とか取ってたりしてたのもあって、いろいろ教わっていたので、その部分は今でも活かされていると思います。

   

相手のフリースローが外れて延長に持ち込むシーンもあったが、ホームでの応援、声援の印象は

前のホーム2試合は見ている側だったんですけど、それもすごいなと思ったんですけど、
今日は特に、競った場面でもあったので、すごいブースターの声援のおかげで最後勝ち切れたっていうのをすごく感じました。
結構自分は試合に集中したら周りの声とかあんまり意識しない方なんですけど、
やっぱりあのブーイングというか声は、すごく入ってきたので、ブースターさん声援があったからこそ勝利だと思っています。

   

笹倉 怜寿 選手

   

1週間練習からハードに準備してきた、自分たちから強度を出すということを試合を通して出すことができた。
これで満足せずに気を引き締めて準備していきたい。

   

試合総括

1週間秋田のプレッシャー、リバウンドのところに対してどう戦うかっていうところを準備してきて、
堅いディフェンスからリバウンドをしっかり取り切ってオフェンスに繋げるところは、準備してきた通りでしたし、
練習の中で、相手がやってくること、オフェンスリバウンドにくるっていうところを、怪我するんじゃないかっていうくらい練習中からハードにやってましたし、
そこに関しては本当に試合の強度で準備できたことが1試合通して今日は出たかなと、
ちょっと点数は取られすぎましたけど、よく戦えたところが多かったんじゃないかなと思います。

   

前節北海道戦で自分達で崩れてしまった部分もあった中どう立て直したか、また次節長崎戦に向けて

北海道戦後半崩れてしまったところは、準備してきたやられちゃいけないところでやられたりだったり、あとはコミュニケーションミスだったりとか、強度の低さによる得点、失点でやられて、それからもうオフェンスも悪循環になってっていう形でやられてたので、
自分たちからしっかりディフェンスもオフェンスも強度を持って、相手のプレッシャーに、受けて立つんじゃなくて、しっかり自分たちから強度を出すっていうところは1週間通して準備してきたところだったので、そこはすごく良かったと思います。
次節に向けては、やることは、相手どうこうっていうよりかは自分たちが1試合できたから満足じゃなくて、
また気を引き締めて1試合良くて1試合だめで、1試合良くて1試合だめで、っていうのが続いてたんで、
相手は違いますけど、しっかり自分たちから強度を出して、オフェンスも1週間準備していくものをしっかり遂行できればと思っています。

   

第4Q残り3分を切って7点差つけた場面から守りに入ってしまった印象があったがそこについて

タイムアウトでベンチに戻ったときも、ここからまた1個上げようっていう、
リバウンドもですし、思い切ってしっかり全員でリバウンドを取り切ろうっていう、またギアをあげるじゃないですけど、
スタンダードを落とさないっていうところを意識はしていたんですけど、
点数を詰められたところに関しては、ちょっと守りに入った部分もあるし、あとは僕自身ターンオーバーがあったので、そこは秋田のプレッシャーを受けてしまったというか、プレッシャーに対して受身になってしまった部分は少しあるので、
でも延長に入ってまたひとつ強度を上げてやれたことが、この点差、最後は勝ちにつながったと思うので、そこがまた修正する部分でもあり、いいところはしっかり伸ばしていければと思います。