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2024-25 SOMPO WEリーグ 第16節 vs INAC神戸レオネッサ 試合後監督コメント

2024-25 SOMPO WEリーグ 第16節 vs INAC神戸レオネッサ 試合後監督コメント

【堀孝史監督】
「本当に厳しい時間、難しい時間が長かったのですが、選手たちがそういう状況で本当に我慢をしてくれて、最後にセットプレーからゴールを奪えました。選手たちが粘り強く戦ったところに、神様がプレゼントをくれたのかなと思います。まだまだトレーニングを一緒に始めて日が浅いのですが、一つ二つ狙い通りのシーンが見せられたところもあったものの、うまくいかなかった部分が多いので、これからいろいろな課題を乗り越えて、選手たちと一緒にやっていきたいと思っています」

(高橋はな選手をセンターバックで起用した狙いを教えてください。また、残りの試合も後ろで使いたいという考えでしょうか)
「対戦相手によってというところがありますし、毎回両方をやっていたら本人への負荷が高くなってしまいます。ただ、前も後ろも両方できるという選手なので、明日から代表活動に行きますけれども、代表でどういうことをやるのかも踏まえながら見て、他にも素晴らしい選手がいるので、いろいろなオプションを作りながらやっていきたいと考えています」

(全体的に、攻撃に関してはどのような評価をされていますか)
「トレーニングでやったことが1、2シーンくらい出た部分はありました。それぞれの特長がうまく出るようにと考えてやっていましたが、相手があってのことですし、INAC神戸レオネッサさんも本当に力のあるチームで、最初はI神戸に押し込まれていたような状況だったと思います」

(就任からこの試合までの期間は短かったですが、選手たちに一番強調したことは何でしょうか)
「今までやってきた素晴らしいものがあるので、それは絶対になくさないようにやっていってほしい、ということです。あとは今回、選手たちは(AWCLの)武漢江大戦の後だったり、監督が変わったりということで難しいメンタルだったと思いますが、それを乗り越えてきたと思いますし、それに対するケアなどはしてきました」

(狙い通りにいった部分とうまくいかなかった部分について、具体的に教えてください)
「レッズレディースの選手たちは本当に技術があって、うまい選手が多いと思っています。ただ、うまいからボールを欲しがる選手が多いとも思っているので、走ることを少しやる必要があると思っています」

(石川璃音選手と高橋選手のセンターバックコンビが機能していて、特に高橋選手のフィードが素晴らしかったと思います。後ろで機能する部分もあったと思いますが、攻撃面で組み立てがうまくいったという面を感じたでしょうか)
「はい。それは感じています。ただ、高橋選手だけではなく途中から出た後藤選手とかもそういうことができる選手です。何人かセンターバックの選手がいる中で、みんなその部分に長けているとか、本当に特長がある選手たちです。試合によってはいろいろなオプションを考えながらやっていきたいです」

(選手選考をする上で、三菱重工浦和レッズレディースの選手としてどのような姿勢でピッチに立ってほしい、日ごろの練習に臨んでもらいたいと考えていますか)
「選手たちは本当に素晴らしくて、今回は私が監督になりましたが、今までやっていた彼女たちの素晴らしいものは絶対に続けてもらわないといけないと考えています。それプラス、自分がやろうとしているものをしっかりと受け入れてやってくれればと思います。今までやってきたことを否定するものではないですし、素晴らしいことを成し遂げてきた選手たちなので、それを尊重しながら、プラスアルファで創り上げられればと思います」

(メンタル面でこだわってほしいことは何でしょうか)
「浦和というクラブで仕事をする以上、全員が感じる部分があると思います。選手たち、特に育成出身の選手などは小さいころからそういうものが備わっていると思うので、私の口から言うようなことではないと思います」

(ファン・サポーターのみなさんの声はいかがでしたか)
「ずっと応援を続けてくれて、間違いなく選手たちの力になっていると思います。選手たちのためにそうしたサポートを続けていただければと思っています」