2025明治安田J1リーグ 第19節 横浜FC戦【MATCH PARTNER 三菱重工】 試合後のコメント
「前半の内容は良かったと思いますが、失点が我々にとって大きなショックでした。特に、立ち上がりの20分から25分くらいまでは、しっかりとゲームコントロールができていたと思います。ファイナルサードでもう少しスピードアップすれば、得点は時間の問題だと思えるような展開でした。しかしそこで得点することができず、ルキアン選手がチャンスを生かして素晴らしいゴールを決めました。
ハーフタイムでは映像を見せながら、『ファイナルサードでサイドチェンジしながら、ペナルティーエリア内にボールを供給しよう』と伝え、選手たちを落ち着かせようとしました。そして『全体的にスピードアップが必要だ』という話もしました。
後半、素晴らしいビルドアップ、素晴らしいプレー、そしてペナルティーエリア内にボランチが進入していくという流れから、サミュエル(グスタフソン)がいい仕事をしてくれました。
本日は横浜FCの守備が良かったということもあり、ゲームを支配しながらも、チャンスを数多く作ることはできませんでした。しかし横浜FCは失点のゴール期待値(の低さ)がリーグで2位のチームですので、横浜FCに対してチャンスが作りにくいことは、試合が始まる前から分かっていました。
サミュエルの2点目はコーナーキックからでした。セットプレー担当の前迫(雅人)コーチのハードワークが実りました。その後も難しい試合でしたが、ゲームコントロールをしようと努めました。
全体的に見れば、前半の立ち上がりは非常に良いパフォーマンスだったと思います。こういうスタートを、どの試合でも目指さなければいけません。苦しい展開の中でも諦めずに闘って、90分まであと7分という時間帯で点を取る、そのチームスピリットは素晴らしかったと思います。選手たちをたたえたいですし、ハードワークに敬意を表したいと思います。
そして本日の試合でも、ファン・サポーターのみなさんが素晴らしい雰囲気を作ってくれました。埼玉スタジアム独特の雰囲気の中で、選手たちは自分たちの限界を突破して、本日のようにハードワークすることができました。クラブワールドカップを埼玉スタジアムでプレーできないのが非常に残念です」
[質疑応答]
(FIFAクラブワールドカップへの準備で一番ポイントになるところは?)
「正直、攻撃と守備の両方で、ほぼ全ての側面をトレーニングしなければいけないと思います。なぜなら、ここ数ヵ月は修正を行うことも難しい日程の中でプレーしてきたからです。ここ1ヵ月で、試合に向けて4日で準備できたのは、FC東京戦の前半のみでした。そのときは、少し長めの戦術練習もできました。
この後は、より細かいところをトレーニングする時間ができます。特にローディフェンスのところで失点している場面がありましたので、そこは修正しなければいけません。そしてゾーン1、ゾーン2のところは攻撃のときに悪くなかったと思いますが、ファイナルサードのトレーニングは必要だと思います」
(今日は前節のセレッソ大阪戦の途中からと同様、渡邊凌磨選手を左サイドに置いて、マテウス サヴィオ選手を中央に置いていた。全体の印象と、その並びだと渡邊選手のシュートのうまさが発揮しにくいところがあると思うが?)
「スタッフ間でも、(渡邊)凌磨のポジションについてはたくさん話をしてきました。おっしゃったようなポイントにも触れています。最も得点している凌磨をサイドに置くのは、変わった判断に見えるかもしれません。しかしこれはもしかしたら、クラブワールドカップで必要になるかもしれない形でもあります。だから凌磨をウイングとして起用しました。
本日のウイングとしての凌磨は悪くなかったと思いますし、トップ下の(マテウス)サヴィオもサイドのスペースに顔を出しながら、いいプレーを見せていたと思います。
ただ、選手たちはどんどんポジションチェンジをしながらプレーすることを許されています。重要なのは、ボールを失ったときに守備でそれぞれの役割を果たすことです」
(失点シーンの少し前から間延びした、攻め疲れたところが見えたと思うが、失点前後の時間帯ではどのような問題が起きていたと考えているか?)
「ロングボールを蹴ったときに、ディフェンスラインの押し上げが十分早くなかったことで、スペースを空けてしまったと思います。それによって、セカンドボールを拾われる場面につながってしまいました。もう少しいい対応ができたと思います。ロングボールを蹴った後は、もっと早く全体で押し上げて、よりコンパクトに保たなければいけないと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「前半の内容は良かったと思いますが、失点が我々にとって大きなショックでした。特に、立ち上がりの20分から25分くらいまでは、しっかりとゲームコントロールができていたと思います。ファイナルサードでもう少しスピードアップすれば、得点は時間の問題だと思えるような展開でした。しかしそこで得点することができず、ルキアン選手がチャンスを生かして素晴らしいゴールを決めました。
ハーフタイムでは映像を見せながら、『ファイナルサードでサイドチェンジしながら、ペナルティーエリア内にボールを供給しよう』と伝え、選手たちを落ち着かせようとしました。そして『全体的にスピードアップが必要だ』という話もしました。
後半、素晴らしいビルドアップ、素晴らしいプレー、そしてペナルティーエリア内にボランチが進入していくという流れから、サミュエル(グスタフソン)がいい仕事をしてくれました。
本日は横浜FCの守備が良かったということもあり、ゲームを支配しながらも、チャンスを数多く作ることはできませんでした。しかし横浜FCは失点のゴール期待値(の低さ)がリーグで2位のチームですので、横浜FCに対してチャンスが作りにくいことは、試合が始まる前から分かっていました。
サミュエルの2点目はコーナーキックからでした。セットプレー担当の前迫(雅人)コーチのハードワークが実りました。その後も難しい試合でしたが、ゲームコントロールをしようと努めました。
全体的に見れば、前半の立ち上がりは非常に良いパフォーマンスだったと思います。こういうスタートを、どの試合でも目指さなければいけません。苦しい展開の中でも諦めずに闘って、90分まであと7分という時間帯で点を取る、そのチームスピリットは素晴らしかったと思います。選手たちをたたえたいですし、ハードワークに敬意を表したいと思います。
そして本日の試合でも、ファン・サポーターのみなさんが素晴らしい雰囲気を作ってくれました。埼玉スタジアム独特の雰囲気の中で、選手たちは自分たちの限界を突破して、本日のようにハードワークすることができました。クラブワールドカップを埼玉スタジアムでプレーできないのが非常に残念です」
[質疑応答]
(FIFAクラブワールドカップへの準備で一番ポイントになるところは?)
「正直、攻撃と守備の両方で、ほぼ全ての側面をトレーニングしなければいけないと思います。なぜなら、ここ数ヵ月は修正を行うことも難しい日程の中でプレーしてきたからです。ここ1ヵ月で、試合に向けて4日で準備できたのは、FC東京戦の前半のみでした。そのときは、少し長めの戦術練習もできました。
この後は、より細かいところをトレーニングする時間ができます。特にローディフェンスのところで失点している場面がありましたので、そこは修正しなければいけません。そしてゾーン1、ゾーン2のところは攻撃のときに悪くなかったと思いますが、ファイナルサードのトレーニングは必要だと思います」
(今日は前節のセレッソ大阪戦の途中からと同様、渡邊凌磨選手を左サイドに置いて、マテウス サヴィオ選手を中央に置いていた。全体の印象と、その並びだと渡邊選手のシュートのうまさが発揮しにくいところがあると思うが?)
「スタッフ間でも、(渡邊)凌磨のポジションについてはたくさん話をしてきました。おっしゃったようなポイントにも触れています。最も得点している凌磨をサイドに置くのは、変わった判断に見えるかもしれません。しかしこれはもしかしたら、クラブワールドカップで必要になるかもしれない形でもあります。だから凌磨をウイングとして起用しました。
本日のウイングとしての凌磨は悪くなかったと思いますし、トップ下の(マテウス)サヴィオもサイドのスペースに顔を出しながら、いいプレーを見せていたと思います。
ただ、選手たちはどんどんポジションチェンジをしながらプレーすることを許されています。重要なのは、ボールを失ったときに守備でそれぞれの役割を果たすことです」
(失点シーンの少し前から間延びした、攻め疲れたところが見えたと思うが、失点前後の時間帯ではどのような問題が起きていたと考えているか?)
「ロングボールを蹴ったときに、ディフェンスラインの押し上げが十分早くなかったことで、スペースを空けてしまったと思います。それによって、セカンドボールを拾われる場面につながってしまいました。もう少しいい対応ができたと思います。ロングボールを蹴った後は、もっと早く全体で押し上げて、よりコンパクトに保たなければいけないと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】