三菱重工浦和レッズレディースが開催する第2回オンライントークショーが実施され、今回は安藤梢選手と丹野凜々香選手が登場しました。丹野選手はユニフォームで登場するほどの意気込み!MCの安田美香さんの進行のもと、ピッチ上では見られない2人の素顔や爆笑エピソードが次々と飛び出し、参加したファン・サポーターにとっては、終始笑いの絶えない特別な時間となりました。

好調なチームを支える充実のコンディション
イベントはまず、チームの現状についてのトークから始まりました。レッズレディースは現在、消化試合数が1試合少ないながらも2位のチームと勝ち点で並ぶ3位につけています。安藤選手はチームの状況を「1試合ごとにチームが成長しているのを感じられる。一丸となっていい雰囲気で臨めている」と語りました。また、自身のコンディションについても「すごく上がってきている。しっかり試合に出てチームに貢献していきたい」と力強く述べました。
続いて丹野選手も「毎日の練習も強度が高く、みんなで要求し合ってできている」とチームの充実ぶりを語りました。前節の逆転勝利については、チームの強みとしながらも「試合終了にかけての試合運びなど、課題もある」と冷静に分析し、次節への意気込みを感じさせました。
もしも無人島に行くなら? 2人の意外な選択
イベント中盤では、事前アンケートをもとにお2人の素顔に迫るコーナーが展開されました。「無人島にチームメイトを1人連れていくなら?」という質問に対し、安藤選手は迷わず「りりちゃん(丹野選手)」と回答。その理由として、最近のアメリカ遠征で同部屋だった際に「生活のリズムが合うし、ストレスなく楽しく過ごせたから」と明かし、2人の仲の良さをうかがわせました。
一方、丹野選手が選んだのは髙橋佑奈選手。「いつも堂々としていて、怖いもの知らずなところが無人島ではいいペアになるんじゃないか」と、安藤選手からのラブコールを裏切る(?)回答で会場の笑いを誘いました。
逆に「一緒に行きたくない人」として、安藤選手は加藤千佳選手を挙げ、「虫とか変な生き物と戦えなさそう」とユニークな理由を披露。丹野選手は、中学生時代から一緒で一つ上の先輩の島田芽依選手の名前を挙げ、「色々やらされそうなので」と語り、ファンから多くの笑いのリアクションが送られました。
「りりかです」 何度も名前を伝えた出会いの記憶
2人の出会いは、丹野選手がユースからトップチームの練習に参加したころ。安藤選手は当時の丹野選手を「いつもニコニコして話しかけてきてくれる、笑顔のイメージ」と振り返りました。
しかし、丹野選手からは意外なエピソードが。実は安藤選手がなかなか名前を覚えてくれず、練習参加のたびに「名前なんだっけ?」と聞かれていたというのです。そのたびに丹野選手は「りりかです」と自己紹介を繰り返していたとのこと。この話に対し、安藤選手は「周りに『り』で始まる名前の子がいなくて、難しかった」と弁明。これには丹野選手も「自分がプレーでインパクトを残せていなかったから」と、今となっては笑い話として振り返り、会場は温かい笑いに包まれました。
アメリカ遠征の爆笑同部屋エピソード
トークは、2人が同部屋だったアメリカ遠征の話題でさらに盛り上がりました。安藤選手によると、丹野選手は初日に「梢さんの経験とかエピソードをいっぱい聞きたいです」と意気込んでいたにもかかわらず、夜になると安藤選手が歯を磨いている隙に寝てしまうことが多かったそうです。
一方、丹野選手は安藤選手の意外な一面を暴露。安藤選手は部屋でゆっくりするタイプかと思いきや、実はアクティブで、空き時間を見つけては散歩や観光の計画を立ててくれたとのこと。
しかし、ある時は「9分後のバスに乗るよ」と急いで準備したものの、乗り場を間違えたり、クレジットカードが使えなかったりと、結局どこにも行けずに部屋に戻ったという微笑ましいエピソードも明かされました。
互いへのリスペクトと、ちょっとだけ直してほしいこと
プレイヤーとしてお互いをどう見ているかという質問では、安藤選手は丹野選手の「左足の独特なドリブル」を、丹野選手は安藤選手の「一瞬のスピードとシュートの上手さ」をそれぞれ称賛しました。
また、「私だけが知っている魅力」として、安藤選手は「試合に出られず苦しんでいた時期も、体作りや栄養について真剣に取り組んでいた努力家なところ」と丹野選手の陰の努力を明かし、丹野選手は「チームで一番年上なのに、高校生の後輩たちと一緒にダンスをしたりする。ピッチ外でもチームに欠かせない存在」と安藤選手の気さくな人柄を語りました。
そんな仲の良い2人ですが、「改善してほしいところ」というテーマでは、丹野選手が「練習後、ドライヤーを使っている時に話しかけてくれるんですけど、声が聞こえなくて…」と、なかなか言えなかったという可愛らしい悩みを告白。安藤選手も「確かにいつもスイッチを止めてる」と納得し、会場を和ませました。

イベントの締めくくりはファンとの交流
イベントの最後には、お互いの似顔絵を描く「お絵描き対決」や、ファンからの質問コーナーも設けられました。食事で気をつけていることやマイブーム、スパイク選びのポイントなど、様々な質問に2人は丁寧に答え、ファンとの交流を楽しみました。
最後に安藤選手は「りりちゃんとはロッカーも隣で仲がいいので、それをピッチでもいいコンビとして出していきたい」、丹野選手は「ピッチでは分からない一面があったと思う。試合もたくさん見に来て楽しんでいただけたら」とメッセージを送り、大盛況のうちにイベントは幕を閉じました。
ピッチ上での真剣な表情とは違う、リラックスした雰囲気の中で語られた数々のエピソードは、2人の魅力とチームの雰囲気の良さをあらためて感じさせてくれるものでした。
お知らせ
第3回のオンライントークショーは、11月に開催予定、登壇選手は、松尾美月選手、櫻井まどか選手の予定です。
詳しい日時、応募方法などの詳細は、後日オフィシャルサイトでお知らせいたしますので、お待ちください。
本イベントは、REX CLUB会員限定になっています。
REX CLUBは、ファン・サポーターのみなさまが、「REX CLUB」を通じて浦和レッズに関する様々な体験を共有し、メンバーのみなさまの「絆」を深めたり、仲間がいる幸せをさらに感じていただいたりすることを目指した、浦和レッズのメンバーシップです。
ぜひ、ご入会いただき、浦和レッズを体感ください。