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安齋 竜三 ヘッドコーチの復帰について                           

安齋 竜三 ヘッドコーチの復帰について  

平素より、越谷アルファーズの活動にご支援を賜り、誠にありがとうございます。

このたび、弊クラブは、コンプライアンス違反によりB.LEAGUEより制裁を受けておりました安齋竜三氏につきまして、2025年10月23日付でヘッドコーチの職務その他バスケットボール関連活動に復帰させることを決定いたしましたので、ご報告申し上げます。

今回の件により、ご迷惑とご心配をおかけしましたファンの皆様、パートナー企業の皆様、地域の皆様、リーグや弊クラブに関わるすべての皆様に対し、改めて深くお詫び申し上げます。

安齋氏は、活動停止期間中、ハラスメント防止に関する研修やアンガーマネジメント研修など複数の研修プログラムを受講し、ハラスメントの防止や適切な指導に関する必要な知識や理解を深めてまいりました。その中で、安齋氏自身から本事案における本人の言動に対する深い反省の意思が示されるとともに、自らの指導、育成の方法を一から捉え直してきました。

弊クラブといたしましては、複数回にわたり安齋氏との面談を実施し、本人に深い反省の意思があることを確認するとともに、研修プログラム等を通じた安齋氏の認識及び意識の変化や、指導におけるハラスメントの根絶に向けた安齋氏の強い意思が確認できたものと判断し、今回の決定に至りました。

本件が発生した背景には、弊クラブの管理体制に大きな課題があったものと認識しており、弊クラブとしても組織としての責任を重く受け止めております。弊クラブにおきましても、再発防止と信頼回復に向け、コンプライアンス教育の継続的な実施やハラスメント防止体制の整備・運用、定期的な面談等によるコミュニケーション促進、リスクマネジメント対応マニュアルの策定・運用、顧問弁護士による再発防止策の実施状況確認等の再発防止策を着実に実行し、新たにサポートコーチを設ける等の選手・スタッフ等が安心してバスケットボール関連活動に従事できる環境の整備により一層取り組んでまいります。

今後とも、ファンの皆様、パートナー企業の皆様、地域の皆様、リーグや弊クラブに関わるすべての皆様に応援していただけるクラブを目指し、真摯に取り組んでまいります。
引き続きのご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

なお、11月1日(土)に越谷市立総合体育館にて開催するホームゲーム(第7節GAME1 vs琉球ゴールデンキングス)の試合前に、安齋竜三ヘッドコーチ並びにクラブ代表上原和人より、皆様に本件に関するご挨拶をさせていただく時間を頂戴する予定です。

     

安齋 竜三 コメント

この度は昨シーズンの自分の言動によるハラスメント行為により多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
まず、昨シーズンハラスメントを受けた選手達に本当に申し訳ないことをしてしまったと反省しております。改めて深くお詫び申し上げます。
そして日頃応援していただいているファンの皆さん、サポートいただいているスポンサー企業、行政、地域の皆様を裏切るような行為をしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。

今回のヘッドコーチ復帰にあたりましては、僕自身もコーチ自体を辞めた方が良いのではないかという思いもありました。
しかしながら、リーグ、クラブと話し合いを重ねて行く中で、私から声をかけて今シーズン共に戦おうと集まってくれた選手、スタッフに対する責任も果たさなければいけないという強い思いもあり、辞めることが責任の取り方なのかと何度も考えました。
自分の中にある『いかなる事があっても自分から逃げない』というプロとしての想いをクラブ側にも理解いただき、もう一度チャンスをいただけることになりました。
クラブの会長、社長をはじめ、社員の皆さんにも本当に感謝しています。
今回のヘッドコーチ復帰につきましては様々なご意見があると思います。
失われた信頼を取り戻すことは容易なことではございませんが、「何かを感じて帰っていただきたい」という初心を真摯に体現すべく、誠意をもって信頼回復に努めてまいります。
そして、「応援してよかった」と心から思っていただけるチームをつくっていけるよう、全力で努めてまいりたいと思います。

 

代表取締役社長 上原 和人 コメント

このたびのコンプライアンス事案に関しまして、多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、改めて深くお詫び申し上げます。
安齋氏のヘッドコーチ職への復帰につきましては、さまざまなご意見や厳しいご批判を頂戴していることを、クラブとして真摯に受け止めております。
そのうえで、制裁期間中の本人の反省の姿勢やこれまでの対応、今後の指導育成の考え方を踏まえ、辞任ではなくヘッドコーチ職への復帰という形で再出発の機会を与えるという判断に至りました。本人もその決断を重く受け止め、強い覚悟をもって職務に臨む意志を示しております。
クラブといたしましても、選手をはじめとするチーム全体、そして安齋氏本人へのサポート体制を一層強化し、再発防止と信頼回復に全力で取り組んでまいります。
本件は安齋氏個人にとどまらず、クラブ全体として向き合うべき課題であると認識しております。
皆様からの応援に恥じぬチーム・クラブづくりに努めてまいりますので、引き続きのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。