【試合レポート】
りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON 第7節 GAME2
2025年11月2日(日) vs.琉球ゴールデンキングス

- 節
- りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON 第7節 GAME2
- 日 時
- 2025年11月2日(日)
- 会 場
- 越谷市立総合体育館
- ホーム / アウェー
- ホームゲーム
試合結果
| TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
|---|---|---|---|---|---|
| 越谷 | 20 | 8 | 14 | 17 | 59 |
| 琉球 | 21 | 15 | 19 | 22 | 77 |
ゲームハイライト
試合後コメント
安齋 竜三 ヘッドコーチ
琉球がなぜ強いかを証明してきたゲーム。
開幕から課題が変わっておらず、そこを変えていかなければならない。
選手もコーチも一人一人が責任を持って、プロとしてやるべきことをやり続ける集団にならなければならない。
チームにネガティブがあまりなく、バラバラではないのはいい部分。
試合総括
今日のゲームは、琉球がなんでずっと強いかっていうのを証明してきたゲームだったかなと思います。
強いチームっていうのは、昨日のゲームから何が足りなかったかっていうところを勝っても負けても出してくるっていうところで、今日はもうゲームの前から、そこの感覚の部分とか、どれぐらい強度出してくるかとか、昨日のゲームからどう良くしていくかとかっていうのを琉球が出してくるであろうっていうのは選手には伝えていました。
今のうちとの差はそういうところであることは伝えてはいるし、彼らも分かっているかもしれないですけど、それがどのぐらいの感じで来るかっていうところまでは全然分かってないっていうところですよね。
それは日本人も外国人も含めて、全然足りない部分だと思うんで、コーチ陣も含めてですけど、本当に成長していけるようにしっかりやっていかないと、なかなか勝つゲームまでは持っていけないんじゃないかなっていうところが、そういうのを教えてもらえたというか、選手たちもそれが分かったゲームだったんじゃないかなと思います。
もう今日は本当にそれだけですね。
具体的にどのあたりを琉球が修正してきたか
ディフェンスの(ボールを)持たれる前の強度だったり、ディフェンスのサップ(アンソニー・クレモンズ)がピック&ロールを使う時にショーとか出てたんですけど、そういう使われる前の強度とかもそうですし、あとはオフェンスの部分でも、昨日ちょっと課題がでてた、得点が全然伸びなかったっていうところがあるんで、松脇選手とかがピック使って、簡単に剥がされて3ポイントやられてっていうので、そこから選手が乗っていってしまったりとか、そこもオフェンスの強度みたいなのもあるし、逆にいうとうちがディフェンスの強度をそこで出し切れないから、簡単に剥がされて3ポイントをやられるっていう。
昨日はそこがなかったわけですよ、正直。
岸本選手だけに、やられないようにというか、それをフォーカスしてやってて、それを今日もやってはいましたけど、他の選手がステップアップしてくるのって当たり前のことなんで、ああいうチームだと。
その辺をもうちょっと自分たちが(対応できるようにならないといけない部分です)。
これはでも、僕がまだここに戻ってくる前、開幕ぐらいから正直変わってないですよね、ずっと。同じ反省みたいなものをずっと繰り返しているので、やっぱり選手たちも、そこにフォーカスした自分の反省と成長っていうのを繰り返していかなきゃいけないですし、コーチ陣もそこに付随したワークアウトとかをやってあげたりとかして、そういう状況をどう打開していくかっていうのをサポートしてあげるっていう両方が必要かなという感じでしたかね。
強度が上がらない中、ファウルトラブルがあって難しい部分もあったか
ジャレル(・マーティン)のところはファウルトラブルになってしまって、ビッグマンが正直きつかったなというところはありますけど、でも1Qも松脇選手が乗った後に(喜多川)修平と菅原入れて、ディフェンスの強度を出した時にはうちもそこから追いついたりとかしてるわけで、ゲームの出だしから、しかもホームで負けてるチームがそれを出していかないといけないっていうのを常に言ってはいますけど、感じ方がやっぱり弱いんだろうなっていうのがあるんで、そこは出そうと思えば多分出せると思います、
ファウルトラブルはあるとはいえどというか、ファウルになるかならないかはその試合にならないとわからないんで、まずやってからじゃないと。
逆に琉球さんもバンバン来てましたからね。
だから、そこで自分たちのオフェンスが遮断されていくっていうのが、その積み重ねを強いチームってやってて、僕たちは一個一個途切れてしまうっていう、どっか強度がないところがあると、すぐそこで剥がされてしまって、ズレができてしまうとかっていう。その差が昨日もそうですけど、小さいようで、まだまだ大きいっていうのをちゃんと分かっていきながら、これを本当にいい経験にしていかなきゃいけないっていうのはあります。
今シーズンの5分の1が終わってどのような手応えや課題を感じているか
いい部分は本当に出てますし、選手のポテンシャルも高い選手もいっぱいいるんですけど、ケミストリーみたいな部分はまだまだ必要ですし、怪我人が結構今もいて、戻ってくればっていうのとかもあるんですけど、怪我はいつ起こるかもわからないですし、本当は起こってほしくないことですけど。そういう部分でいくと、本当に1試合1試合をやりながら、自分たちが何が足りなかったのかとか、もっと良くしていくためにはどうしたらいいのかっていうのを選手自身も考える、僕らももちろん考えるっていうのを組み合わせて、どんどん成長させていかないと、今日も最後選手たちに言ったんですけど、課題が正直開幕から変わってないっていうのを僕はすごく感じてるんですよ。毎回一緒じゃんっていう。
だから、そこを変えなきゃいけない、変えないと成長してもただ行ったり来たりしてるだけで、右肩上がりに成長していかない限りは、チームって良くなっていかないと思うんで、少しずつケミストリーの方は出てきてますけど、個人の部分とかもどんどん出して成長していってもらわないといけないですし、コーチ陣も僕がいなかったっていうのもあるし、そこ(コーチ陣)の成長も必要だなっていうのはすごい感じてます。
一人一人が責任を持って、プロとしてやるべきことをやり続ける集団になっていけば。
でも、1個いいのが、ネガティブがあんまりないっていう、セク(ー・ドゥムブヤ)とかサップとかも試合中もフラストレーションがたまったりとかしてますけど、終わったら次に戦うしかないっていうようなマインドになってるし、チームにそういうのを伝えてますし、最後修平が、しっかりまとめてやってるんで、チームがバラバラじゃないっていうのは、よくなる可能性が全然あるところかなと思います。
#6 小寺 ハミルトンゲイリー 選手
難しい試合だったが、琉球を70点台に抑えられたのはディフェンス面での成長の証。
得点面では課題が残ったが、自分の役割であるリバウンドとアシストで貢献し続けていきたい。
試合総括
本当に今日は難しい試合展開でした。昨日は競っている中でもう少しで勝てそうなチャンスもあった中勝てなかったのですが、今日はどれだけ頑張ってもうまくいかない試合でした。
頑張りましたが、十分ではなかったと思います。
この2日間琉球を相手に戦えた部分もあったことは収穫だと感じるが、チームの成長をどのように捉えているか
チームとして成長できている部分はあると思います。
今、日本人の中でスコアラーのマツ(松山 駿)が不在であり、チームの得点が伸びなかったということを痛感しています。
攻撃面ではもっと良いプレーができたはずですが、昨日は琉球さんの得点を70点以下に抑え、今日も77点しか取らせなかったということは、オフェンスが素晴らしい琉球さんを相手に、ディフェンスが良くなっていることを示しています。勝利には結びつかなかったものの、そこは自信を持っていいのかなと思います。
ここ数試合リバウンドとアシストに多く関わっているが、自身のプレーを振り返ってみて
リバウンドとアシストは僕の役割だと思っています。
リバウンドとアシストでチームに貢献し続けることは、この2試合だけではなく、常に取り組んできました。
そこはブレずにこれからもやっていくので、皆さんに期待してもらえたらと思います。
安齋HCが復帰したことによるチームの変化について
ガラッと変わったのが皆さんにもわかると思います。
藤原ACをはじめ、ケイタ(岩下AC)とデマーカス(TAC)も、安齋HC不在の中ベストを尽くしてくれました。
ジャレル(・マーティン)やセクー(・ドゥムブヤ)のように、日本でプレーしたことがなかった選手たちも、安齋HCの復帰によって物事をより明確に理解できるようになったと思います。
今日を除いて、安齋HCが復帰してからの3、4試合はガラッと変わり、全く違うチームになったと思います。
あとはマツ(松山 駿)も復帰して、もっといいチームが出来上がることを、皆さんにも期待してもらいたいと思います。
次節・川崎戦に向けて
平日で仕事もあると思いますが、会場に足を運んで応援してもらえたら嬉しいです。
まだホームで1勝しかできてないので、これからもっと勝ちを重ねていきたいと思っています。
水曜日には皆さんと勝利を味わいたいので、応援よろしくお願いします。
越谷アルファーズ

