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皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会 2回戦 vs スフィーダ世田谷FC 試合後選手コメント

皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会 2回戦 vs スフィーダ世田谷FC 試合後選手コメント

【水谷有希】
(久しぶりのスタメン、皇后杯初戦ということで難しさもあったと思いますが、実際に戦ってみていかがでしたか)

 

「トーナメント独特の雰囲気、難しさはチームとしてすごく感じました。自分としても『このチームでやれる』というところを示さないといけない一戦でもあったので、いろいろな意味で難しかったゲームでした」

 

(相手はスピードがあって、シンプルに蹴ってくるサッカーでした)

 

「はっきりしていた分、そのはっきりした方針が自分にとって少しやりにくい、苦手としている部分だったので、ちょっと困りました(笑)」

 

(その中でもうまく対応していたように見えました)

 

「まだまだです」

 

(ボールをつなぐという意味では、ピッチが乾いていて状態も悪く、レッズレディースにとってはやりづらい環境だったと思います)

 

「ピッチのせいにするのもよくないですけど、いつものようにボールを持つ時間はあまりありませんでした。相手もすごくプレッシャーをかけてきましたし、ピッチが滑りにくかったところもあって、自分たちのやりたいサッカーはできなかったかもしれないですけど、その中でもちゃんとやるべきことをやる、やってはいけないことをやらない、という部分はチームとして統一できたので、それが結果につながったと思います」

 

(相手のプレッシャーを折るような、水谷選手のいい部分も出せていたと思います)

 

「出ていましたか?自信がなくて・・・『できてたよ』って言ってください(笑)。そこは示していかないといけないですし、苦手なところもできるだけ対応できるというのは、限られた時間の中でも示していかないといけないと思います」

 

(難しいゲームでもしっかりと4-1で勝って、次戦は伊賀FCくノ一三重との対戦となります。どのように臨んでいきたいですか)

 

「トーナメントなので、結果が大事になります。状況によってリスクを負わないとか、その中でチームとして戦い方を統一することが大事になると思います」

 

 

【サンシャイン フォンテス】
(レッズレディース加入後の公式戦初ゴールを決めました)

 

「もちろん初ゴールはうれしいです。ただ自分としては、どんな形であれチームに貢献することを意識してプレーしていました。自分が決めたゴールで、前半をいい形に持っていけたのは良かったと思います。自分はまだまだ学んでいる途中ですし、もっと良くなると思うので、そこにフォーカスして頑張っていきたいと思います」

 

(今日はピッチの状態があまりよくなく、レッズレディースがやろうとしているサッカーとは少し相性が悪い感じで、難しさもあったと思います)

 

「実際、今日のピッチコンディションと相手チームのプレースタイルに苦しめられた部分はあったと思います。でも、ピッチコンディションは自分たちでコントロールできないことですし、ピッチコンディションが良ければ自分たちのプレーが絶対に良くなるかと言えば、それも保証はできません。自分たちはその状況に適応する必要があり、その意味で自分たちはこの90分間でそれを生かすことができたと思いますし、チームとしてしっかりと学ぶことができたのは、ひとつ大きな結果だと思います」

 

(こうして実戦でプレーすることで、より連係も高まっていくと思います)

 

「今日のようにチームメイトと公式戦でプレーできるのは非常に良かったです。前線の島田(芽依)選手、榊原(琴乃)選手、(タンチュリエ)ローリー選手、伊藤(美紀)選手とのいい連係を学ぶ、彼女たちのプレーを理解するという意味では非常にいい時間だったと思います。ただ、まだ学んでいる途中なので、これからも頑張りたいと思います」

 

(今日の試合にはお父さんが見ていたと思いますが、お父さんの前でゴールを決められたこともとても良かったと思います)

 

「そうですね。父に限らず、家族の前でプレーするのは自分たちにとって素晴らしいことです。その意味で今日は素晴らしい時間を共有できたと思いますし、父だけでなく他の家族も自分のプレーを見に来てくれたら、自分ももっといいプレーができると思います」

 

 


【丹野凜々香】
(途中出場で2得点でした。得点シーンを振り返ってください)

 

「得点までの流れがINAC神戸レオネッサ戦のときにも出ていた形で、それが得点につながりました。パスを出した平川(陽菜)選手と、それをスルーした自分と、その先のボールを受けた榊原(琴乃)選手と、意思疎通というか、同じイメージが共有できていたゴールかなと思います。

2点目は菅澤(優衣香)選手がしっかり収めていい形で前を向いていたので、スプリントをしてパスを呼びました」

 

(どちらのゴールシーンも、すごく落ち着いてシュートしている印象でした)

 

「1点目は右足でのシュートでしたけど、右足で打つときは特にコースは狙っていなくて、思いきり当てることを意識したらシュートがちょうどいいところに行きました。2点目のシーンではひとつ前に打つタイミングがありましたけど、自分の感覚では入らなさそうだと思ったので、ゴールキーパーまで抜くという選択をしました」

 

(前半を1-0で折り返したものの、相手のやり方とピッチコンディションの面で、また少しアクシデンタルな形で相手にPKも与えてしまって1点差になったということで、難しい展開の時間帯もあったと思います。その中で、どんなことに気を付けてプレーしようとしていましたか)

 

「PKで点を取られた後は、相手の流れに持っていかれないようにプレーしていました。でも、こちらももう1点取れば試合を決められる、あの時間帯で2点差にできれば、というところはあったので、失点後にはもう1点を取ることを意識しました」

 

(チームとしてすごく楽になったゴールだったと思いますが、途中出場の中で役割を果たせた手応えはありましたか)

 

「スタートからではなかったですけど、途中出場の役割は果たせたかなと思います」

 

(一発勝負でなかなか難しい大会でもあると思いますが、次の試合に向けてはどんなふうに臨んでいきたいですか)

 

「一発勝負で、他の試合でもいろいろな結果を見ていますけど、自分たちは目の前の試合に集中して臨みたいと思います」