【試合レポート】
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第3節 GAME1
2024年10月20日(日) vs.島根スサノオマジック
- 節
- りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第3節 GAME2
- 日 時
- 2024年10月20日(日)
- 会 場
- アイル・アリーナ ウイング・ハット春日部
- ホーム / アウェー
- ホームゲーム
試合結果
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
越谷 | 14 | 18 | 21 | 22 | 75 |
島根 | 23 | 27 | 18 | 24 | 92 |
ゲームハイライト
試合後コメント
安齋 竜三 ヘッドコーチ
今日のような試合はしたくない。
意識が変わらなければ選手としての価値がないという状況になる。
僕の責任として言い続ける。
試合総括
出だしが全てですかね。
基本的に、B1のチームが1試合目負けた次の日にどういう強度でくるかっていうのを分かっている人間が少ないっていう状況の中で、ミーティングでも自分たちからまた昨日以上にアグレッシブに身体をぶつけたりとかしていかなきゃいけないっていうところは話しましたけど、
そこの遂行力が全くないっていう出だしで、
後から入った選手も、そこの強度とか遂行力とかっていうのが全く準備できてなくて、
もちろん島根さんの強さっていうところが前提にあるんですけど、そういう、まず戦う以前の問題っていうところをもうちょっとしっかり全員が分かって試合に入らないと、相手にならないんで。
そこは、昨日ちょっと勝ちゲームにできたからっていって勘違いしてる選手が多い今の現状を変えていかないといけないなっていう感じですかね。
強度を落とさないために働きかけていることは
もう言っていくしかないですし、厳しくするしかないですし、っていうところですかね。
今日ハーフタイムでも思い切り言いましたけど、プロとしてバスケットをやらしてもらってる以上、そこがあって当たり前のところだと思っているし、
だから昨日もあえて「一勝できたから良かったけど、もう今から準備しろ」という話をずっとしてましたし、もうそういうふうに言い続けるしかないんじゃないですかね。
そういう経験をまだしたこともない選手もいっぱいいますし。
今日ジェフが最後ちょっと話してくれましたけど、そういう部分を今日でもう最後っていう、自分たちがどういうチームで何をやんなきゃいけないか、
ずっと毎週毎試合やり続けないとB1でなんて戦っていけるわけがないチームなのに、チームの雰囲気とかもそうでしたけど、ちょっと軽さが出てるっていう。
そういう部分を変えるためには、もう僕が言っていくしかないです。
本人たちの意識を変えさせるしかないんで、変わらなかったらもう終わりですし、もうその時点で。
選手としての価値がないっていう状況になるんで。
そこはもう僕は僕の仕事として、今日みたいなゲームにしたくないんで、
それは僕の責任として言い続けますし、
あとはもう変われるかどうかっていうところじゃないですかね。
B1で戦っていく意識が薄いと感じているか
そうですね、
普通に考えたって、レベルが違うわけじゃないですか。
三つ(A東京・琉球・島根)なんて特に。
そういう状況のときに自分たちがどういう姿勢で取り組んだり、どう向かっていったり、戦う姿勢をとったりしなきゃいけないかっていうのがまず大前提にあると思うんですけど、
クラブとしても今日とか昨日とかも空席とかあったりとかしてせっかくB1に上がってきて、もちろんうちの選手たちも色々変わって、代表クラスにいたりとかしますけど、今日だって相手チームに(安藤) 誓哉もいるし、ニック・ケイ選手なんて世界でもトップの国のスタートで出てる選手とかがこうやって来てくれるわけですよ。
僕はそこと戦えるのもめちゃくちゃ楽しいんで、もちろん負けて楽しいって何言ってんだって言われると思いますけど、
そこにどうやって立ち向かっていくかっていうチャレンジは僕はしたいんですけど、そういうのをクラブ側とか、地域もそうだし、もっとそういう意識をクラブ全体が持たないといけないです。
この間は琉球と当たって、琉球のファンの方もいっぱい、今日も島根のファンの方もいっぱい来てくれましたけど、
こんなレベルの高い選手たちがいるのに、そこもいっぱいにできないのって僕は正直思ってるし、
でもそういうところでも、僕らがそういうゲームをしないとならないわけじゃないですか。
だから今日みたいなゲームは絶対したくない。
見に来て「ボロ負けじゃん」「もう相手になんねえじゃん」「つまんなかったな」って思って帰ってもらうようじゃ、僕らの仕事としてはもう失格なんで、
やっぱり昨日みたいな立ち向かっていくようなゲームを常にやりながら、アルファーズの試合って面白いよねって思ってもらえるチームを作るっていうのは僕の仕事なんで、
そこは大前提にあるんですけど、
そこをどう周りがしていくかとかっていうところでいくと、クラブ自体のそのレベルがまだ低いと僕は思ってちゃってるんですけど、
始まったばっかりっていうのは、言い訳としてあって、
いや始まったからこそやんなきゃでしょっていう僕の思いはあります。
B1に上がってすぐやんなかったらクラブの価値ってどうなのって僕は今思ってるとこなんで、その価値をどうにか上げるために、今日みたいなゲームをしたくないし、準備を常にしていきたいです。
ジェフは悔しさや責任を、自分にベクトルを向けて、常に自分がチームのためになっていたか向き合い、行動する。
若い選手がそれを学んでいけるか。
ビッグラインナップでみえてきたものがあれば
難しいですね、
正直やっぱりいいときもあれば、その連携がやっぱりなかなか難しかったり、スペーシングが難しかったりとかっていうのがあって、
なかなかそういうラインナップで練習することが難しいので、
じゃあこういうスペーシングでこういうオフェンスをしようとかっていうのはやっていくんですけど、結局B1のチームって全部アジャストしてくるじゃないですか、そういうのに。
だからそうなったときに、自分たちでやろうとしてたことがまだ少ない数の中で、なかなかそういうのをうまく出していけなかったりとかっていうのがあったり、
今日みたいにああやってガッてこられたときに、その対応策がやっぱりビッグラインナップだとまだうまくいかないというか、そこは僕の責任でもあると思うんですけど、
でもうちのチームの、みてもらえばわかると思うんですけど、やっぱり武器としてそれを使っていかないことには戦っていけないので、
もちろんそれをずっとやるかどうかはまだわからないですけど、そういうのを組み合わせながらより、やっていく中で、やっぱりそのビッグラインナップだったらこうだし、LJが入っているラインナップはこうだし、とか、カイ(・ソット)の時間がめちゃくちゃ長くなっちゃってるんで。
今日もちょっと足にきてるなみたいなところもいっぱいありましたし、
そこをどうコントロールして、カイが抜けたときのラインナップをどうするかみたいなのをどんどん構築していかないといけないなっていうのは感じています。
ラインナップという意味でもギブス選手の役割・評価
昨日も言いましたが、もう本当にジェフに助けられていますね、このチーム。
やっぱり経験値がもう全然違うじゃないですか。
他の選手、代表クラスもいますけど、ジェフはもう何回も優勝や、その近いところもずっと経験してるし、どういう姿勢で取り組んでいったらいいかどうかっていうのももう十分分かっている中で、
やっぱそこを今周りの選手たちにも伝えようとしてくれてるっていうのがやっぱりすごい助かってますし、
僕とはある程度長く一緒にやってるんで、そういう僕の、表現の仕方とかっていうのも、前のチームと同じようにやりますけど、そこのフォローみたいなのをやっぱジェフが入れてくれたりとかするっていうところでいくと、そういうバランスがないと、チームって壊れてしまうと思うんで、そこは本当に助けられてますし、
今日も、昔からですけど、前半今日0点だったのかな、出だしもああいう感じで入っちゃったっていう、なんか責任みたいのが多分、
本人はもう前からなんですけど、前半駄目だと「いや後半俺やるから」みたいなのを俺にわざわざ言ってくるんですけど、
いやもう「そんなのわかりきってるから大丈夫」っていう、
「お前はもう大丈夫だから他のやつにもそれやらして」っていう、
でもそういうのをね、あの年になってもやっぱ気にするするというか、自分がチームのためになってたのかなってないのかっていうところを、そこはすごいなと思います。
なんか周りのやつもっとやれよとか思ってもおかしくないような状況だと僕は思いますけど、
でもそこを、悔しさとか、入りが駄目だったとかっていう責任を、自分にベクトル向けて後半の出だしとかねそれでもガンガンアタックしていったりとかしましたし、そういうジェフの良さみたいなのを、若い選手がどう見てるかっていう。
ただすげえなって思って見てるのか、ああいうふうにしなきゃいけないんだな、って、
自分がそういうするためにどうしたらいいのかなっていうところを学んでいけるかどうかっていうとこですかね、今。
ディフェンス面についてどう改善していくか
やり続けるしかないですね。
やったことがないんで、正直ほとんどのやつが。
多分昨日ぐらいのディフェンス、竜馬が筆頭に昨日やってくれましたけど、それもね、2日、
今日の最初は続かなかったし、そういう経験をしている選手、特に日本人選手たちは、B1にいたかもしれないけど、そこでそういうのを体現してたわけではないしB2から来た選手はなおさらそうだし、
っていうその経験値がやっぱ低すぎるんで、そこはもうやりながら、でも徐々に良くはなってきてると思います、最初よりは。
でもこれはもう継続性しかないんで、そんな急にB1のトップチームと同じようなディフェンスをやれっていっても、正直無理ですそれは。
もう経験値とレベルが違うんで。
そこをちょっとずつでもいいから、毎週覚えて成長してくっていうことは大事かなっていう感じですかね。
ジェフ・ギブス 選手
「勝つ意識」をこのチームにも植え付けるために自分が呼ばれたと思っている
試合総括
島根さんはまず試合の開始からエネルギーを出して、その勢いをずっとやられっぱなしだったなっていうのと、
自分たちの準備不足というか、2日目は相手がもっとハードやってくるっていうのはわかっていても自分たちの準備が足りなかったということを明らかに感じた試合になったので、1Qから試合が終わるまで島根さんに圧倒された形でした。
自身のパフォーマンスについて
自分のパフォーマンスは良くなかったと思っています。
ハーフタイムの後に竜三さんにも後半もっとやるからっていうふうに伝えて、チームも自分のプレーに乗ってくるというのはあるので、年長者かもしれないんですけど、そういう役目があるので、自分もちゃんと試合に入れるようにもっと頑張らないといけないなと改めて思いました。
その責任感はどこからくるのか
ベテランということで引っ張っていかないといけないという意識は常にあって、自分のプレーでチーム悪い影響を与えたなという思いがあったので、自分の中でもっとやらなきゃとハーフタイムの時も選手、チームメイトにもそう伝えました。
ただ自分のプレーが本当に良くなかったので、昨日が良かったにも関わらず今日が本当にもったいないなと思いました。
安齋HCのバスケットをチームに浸透させる役割について
自分の持っているリーダーシップを竜三さんは求めていると思います。
日本でプレーする期間で、ずっと勝っているチームに所属してたことが多いので、その「勝つ意識」をこのチームにも植え付けるという意味で呼ばれたと思います。
自分だけじゃなくて橋本選手など、そういったリーダーシップを持っている選手を連れてきて、チームをつくっていくために呼ばれたと思うので、それを引き出す役割は自分にあると思ってます。
特に今アルファーズは結構若いチームではあるので、B1経験のある人は正確に何人いるか分からないですけど、B1にいるということは何をしないといけないか、っていうのを自分たちが教えていかないといけないと思いますし、彼ら(若い選手たち)がステップアップすることによってチームも良くなってくるはずなので、そういう役割があると思ってます。
最後のシーズンを安齋HCとできることについて
正直嬉しかったです。
夏の間は最初チームに来てくれといういう話じゃなくて、いろんなことを話していた中で、その時に竜三さんから声かけてもらって、来てくれないかと言われたときに「再会してまた一緒にやれるんだ」っていう気持ちが本当に強く嬉しかったので、すぐ即答してやりますと伝えました。
ブレックスの間の一緒に過ごした時間が楽しく素晴らしい時間だったので、竜三さんがやりたいバスケットも、自分にとってもすごく心地いいバスケットなので、一緒にまたやれるっていうチャンスだと思い、すぐ答えました。
この年齢でこのパフォーマンスをできる秘訣
よくこの質問を聞かれるんですけど、一つ言えるとしたら毎年夏アメリカに帰るときに、子どもが4人いるんですけど、ずっと子どもと遊んでいるので、
精神的に子どもになって、それで身体も若返っているというか、子どもたちに合わせているので、それでバスケをやり続けられているっていう意識はあると思います。
正しい食事だったりアイスバスなど、ちゃんと身体の管理もしてるのでそれも影響はあると思います。
日本で現役生活を終えることについて
日本でキャリアを終えられるのは本当に嬉しい素晴らしいことだなと改めて思います。
本当に日本が大好きで、またこうやって日本でプレーできるのも本当にいつも感謝しているので、日本のバスケがこれだけ発展して成長してるのは本当に素晴らしいことで、残念ながら2026年からのBプレミアにはいけないですけど、いい方向にいってるなと本当に思うので、日本のバスケもこれからもっと頑張ってもらえたらなと思います。
越谷アルファーズをどんなチームにしたいか
毎試合、競い合えるチームにさせたいです。今はまだ所々まだ噛み合ってない部分があるんですけど、それが噛み合えば、他のチームを驚かせられるようなチームになることができると思います。
毎試合そういう良い試合、良い競争ができるチームを目指したいです。
松本 礼太 選手
ディフェンスから流れを変えられるように、オフェンスではいずれはPGをできるぐらいまで自分のハンドリングを身につけたい。
試合総括
昨日我慢してずっと我慢して、相手のやりたいことをやらせずに、無事勝てたんですけど、
昨日も竜三さんが話していて明日が大事だっていうところだったんですけど、1Qから相手にパンチくらって、それがずっとズルズル続いて、こういう点数になったのかなと思います。
オフシーズンはどのようにすごしていたか
オフシーズンはもうひたすらバスケットしたり、トレーニングしたり、
あんまりリフレッシュっていうリフレッシュはしてなくて、
昨シーズンも後悔があるシーズンだったら次は後悔なくやりたいなと思って、
オフシーズンからしっかり準備していました。
今シーズンどのような活躍をしたいか
まだ加入して間もないっていうところもありますし、
竜三さんのやりたいことが細かいことが多いので、まずはディフェンスから自分が途中から出て、ディフェンスから流れを変えるようにすることと、
オフェンスではいずれはPGをできるぐらいまで自分のハンドリングを身につけて、やっていきたいなと思っているので主にディフェンスに注目してほしいです。
安齋HCから求められていること
竜三さんからPGできるぐらいまでまずはドリブルをつけるようになってほしいって言われていて、
プラスディフェンスは本当にフルコートでも、バチバチにやってほしいって言われたんで、
そんなに多く求められていなくて、オフェンスはPGができるぐらいまでとディフェンスはフィジカルにやってほしいしか言われていないです。