【試合レポート】
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第18節 GAME2
2025年1月26日(日) vs.佐賀バルーナーズ
- 節
- りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第18節 GAME2
- 日 時
- 2025年1月26日(土)
- 会 場
- SAGAアリーナ
- ホーム / アウェー
- アウェーゲーム
試合結果
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
佐賀 | 17 | 24 | 18 | 16 | 75 |
越谷 | 24 | 21 | 19 | 26 | 90 |
ゲームハイライト
試合後コメント
安齋 竜三 ヘッドコーチ
自分たちがどういうことをやらなきゃいけないかが少しずつ明確になってきている。
戦うメンタルのカルチャーが足りておらず、つくっていくために、出す選手を絞っていることで良い流れができている部分もある。
試合総括
はい
前半は今シーズンずっと続いてるような自分たちのミスだったり、リバウンドにいってない、リバウンドの意識の低さだったりっていうところから佐賀さんにちょっと流れを持っていかれるっていうシーンが結構多かったんですけど、
後半はその分しっかり自分たちのバスケットというのを展開できて、勝ちゲームに繋がったかなっていう感じはしてます。
アウェーで2連勝するっていうのは本当に大変なことですし、今日もたくさんの方たちに来ていただいた中でこうやってバスケットできたっていうのは本当にありがたいことですし、
そこに対してね、アルファメイトの皆さんもたくさん来てもらってましたし、バスケットLIVE等々でも応援してもらったと思うんで、
そういう人たちに、勝ち星、2連勝っていうのを届けられたのが良かったと思います。
千葉J戦も含めて3連勝、前半に比べてここが良くなっているという手応え、評価は
時間が経つにつれてというか、自分たちがどういうことをやらなきゃいけないかっていうのが明確に少しなってきてるっていうのもあるっていうのが一つと、
あとは今日も佐賀さんがディフェンスを変えてきた中で、そのディフェンスに対するアジャストとかっていうところもしっかりできるようになっていくと、そこでターンオーバーが起きてしまったりとかするとやっぱり相手のペースになると思うんですけど、そういうところですかね。
あとは昨日も言いましたけど、本当その「戦うメンタル」みたいな部分っていうのが、やっぱうちのチームのカルチャーとして、やっぱそこが足りてないっていうところ。
やっぱ若い選手たちが経験積んでいく中で、そういう選手がそういうカルチャーを作っていくっていうところをやっていこうっていうところで、プレータイム絞ってるっていうのがあるんですけど、出す選手を。
そういうところから、良い流れというか、そういう部分が生まれているのかなっていう感じはしますけどね。
プレータイムを絞っているというのはプレータイムのシェアのことか
いえ、出す選手を絞っています。
若手ガード陣、松山選手・市場選手・笹倉選手のゲームコントロールに対する評価は
やれるようにもなってきましたね。
そこは、マツ(松山)もそうだし、
市場は本当来たばっかりというか特別指定で入ったばっかりですけど、
やっぱり持っているものがちょっと違う部分もあると僕は思ってるんで、自由にやらせるところと、シビアにいくところっていうのも、今もつくってやってますけど、そういう中でも、しっかり自分の良い部分を出しながら学んでいってるっていう感じはあるんで。
笹倉は昨日出さなかったんですけど、
良い悪いの部分が練習も試合もはっきりしてる選手で、そのメンタルが安定してこないっていうところだったんで、あんまり試合に出せるような、本当は状況じゃ、状況というか、僕の判断では、(出せるような状況じゃ)なかったんですけど、
昨日の試合も踏まえたり、こっから5連戦っていうか、次あと3試合、水曜土日ってある中でいくと、やっぱり周りの選手たちの疲労度とかを考えると、少しチャンスを与えようかなっていうところで、
そこを今日しっかりやってくれたっていうところが良かったかなっていう感じですかね。
市場選手について最初に比べ厳しくする部分も増えてきているように見えたが
そうですね、やっぱりプロと学生の違いみたいなところっていうのを、何試合も何試合も変わらないようじゃ、もうしょうがないっていうのもあるんで、それをねしっかり伝えなきゃいけないですし、僕も映像見せてるんで、直接。
そういうところとかっていうのをわからなきゃいけないし、今日何で最後まで使ったかっていうのも、やっぱああいうゲームで点差がついたゲームでどういう終わり方をするかとか、やり切るかっていうところで、僕から見ると本当に軽いパスが最後出たんですけど、やっぱりね、そういうところをプロとして、やっぱお金払って見に来てもらってるわけだから、最後までしっかりとしたプレーをしてそれを返さなきゃいけないっていうところを、ああいう若い選手に僕は伝えなきゃいけないと思ってるんで、
そこはね今日また勉強になった一つのところだと思うんですけど、市場の良いところは、それでメンタルがぶれないっていうところがあるんで、
僕がいくら言っても、ある程度自分のそのパフォーマンスはしっかり出してくれるっていうところが良いところかなと思っています。
カイルがかなりアジャストしてくれて助かった。
市場、松山、星川は素質がある。
気持ちや変わる意識がどれくらい高いかで今後が変わってくる。
バイウィークを経ての後半戦のスタートになった今節、入り方はどうだったか
そうですね、ジェフ(・ギブス)がちょっと練習でまた怪我してしまったりとかっていうところがあったり、
カイル(・リチャードソン)が、カイ(・ソット)の代わりに入ってきてくれたりっていうところで、
いろんな動きがあった状況だったんで、やれることが少なかったというか、あんまり多く情報を入れるとこんがらがってしまうっていうところがあったんで、そこは調整しながらだったんですけど、
カイルがもうかなりアジャストしてくれたっていうところがあったんで、そこは本当に今週助かったかなっていうところですけど、
練習に取り組む姿勢だったりとかっていうのは、
今シーズンなんていうかな、そこまで・・変わってる選手もいれば、変わってない選手もいますね。
そこがカルチャーを作りきれないところかなっていう感じが今してるとこですかね。
市場選手の存在が与えている影響は
大学をまだ卒業もしてない選手がああやって活躍するっていうところは、危機感を覚えなきゃいけないですし、
(星川)堅信はもう昨日ね、全然ペイントアタックもしないで、ただボール回してるだけっていう、何してんのっていうような状況を、今日試合の前に話をして、そこをアグレッシブにやったっていうところは良かったんですけど、
またディフェンスで何やってるかわかんないところもあったりとかっていう、
そこを本当に上げていってくれないと、市場もそうだし、マツもそうだし、堅信もそうですけど、素質はあります、かなり。
B1でも全然やれると思います。
ただその気持ちとか、変わっていこうとしてる意識が、どのぐらい本当に高いかっていうところで、もう変わってきてしまうんで、
今はまだいいですけど、もう今後本当にどうなるかわかんないような状況に今いると思います。
上に行ける可能性もあるし、そのままの選手で終わってしまう可能性もあるっていうところですかね。
ここから連戦が続くがどう戦っていくか
今はもう勝ち負け云々っていうよりは、
どう自分たちのバスケットとか、そういう、やろうとしてることをやり続けるかっていうところが最優先なんで、
またすぐ群馬戦きますけど、次は群馬さんに対してどういうバスケットをして、どういうことをやっていかなきゃいけないか。
次また広島とかっていうのを、もう1個ずつ本当にやっていく段階っていうか、そのぐらいのチームなんで、まだ。
そこをやり続けていけば、良いチームだなって周りから思われるかもしれないし、今はまだそのレベルじゃないと思います。
それをしていくためにも、毎日準備を続けなきゃいけないっていう感じですね。
佐賀の守りに対してどういった狙いがあったか
基本的に佐賀さんは、スイッチディフェンスを使ってて、
それに対して昨日どうアジャストするかっていうのを準備してきたんで、そこである程度インサイドとアウトサイドのバランスというか、勝ち切れたときに、その予想としてはやっぱりそこをスイッチじゃないディフェンスにしてくるだろうっていうところがあったんで、
そこは、相手のディフェンスを見て、どういうオフェンスを組むかっていうところを、変えていったりとか、どういうスペーシングでオフェンスを組むかっていうのは、ある程度こっち側も準備してたっていうところですかね。
そこを選手たちが、でもしっかりやってくれないといけないですし、
そこをこう変わったときにスクリーンをしっかりかけるのか、ちょっとスリップ気味に行くのかとかっていうのも、そこで変わってくるんで、
そういう部分が今日アジャストしたときにしっかりできたっていう後半だったかなと思います。
松山 駿 選手
試合を振り返っての感想
出だし佐賀さんのディフェンスが、昨日と変わってやってきたっていうところで、ちょっと僕たちのオフェンスがうまく遂行できなかった部分があるので、そこは課題として出た部分だと思いますが、
後半そこをアジャストできて、良いオフェンスが組み立てられたので、そこは良かった点かなと思います。
自身の活躍の要因は
練習の段階から相手のスカウティングをしっかりやっていたこともあるんですけど、
やっぱり僕の役割っていうのは点数を取ることなので、それを第一に考えてプレーしました。
ファンへのメッセージ
2日間応援ありがとうございました。
次はホームで群馬との試合なので、ぜひ会場で応援よろしくお願いします。
笹倉 怜寿 選手
試合に出られないのはプロである以上自分の責任。
自分の課題であるメンタルの浮き沈みは改善しなければいけない。
モチベーションを保てるようサポートしてくれた竜馬さんに感謝している。
試合総括
前半は、点差が離れた後に、自分たちのミスから崩れていくシーンがあって、
よくディフェンスを見てオフェンスを組み立てられなかったりとか、リバウンドの部分を徹底できなかったりで流れを持っていかれるシーンが多かったんですけど、
それでも得点的には勝ってるってところは、チームでプラスで捉えようっていう話はしてて、
後半はすごく全員がリバウンドの面でもファイトとして、オフェンスも、向こうのカバレージに対応できたっていうのは、すごく良かったかなと思います。
直近の試合でプレータイムがもらえていなかったことについてどう捉え、今日をどう迎えたか。また、自身のプレーを振り返って
やっぱり試合に出られないっていうのは、プロでやっている以上自分自身の責任ですし、その中でも準備し続けるってところはやっていかなきゃいけない部分ではあって、
僕自身メンタルの浮き沈みがすごく激しいというか、自分でそこは改善していかなきゃいけないと思ってるんですけど、
その出られない中でのモチベーションの上げ方とか、メンタルの準備っていうところは、ベンチからとか、ホテルでもですし、(橋本)竜馬さんの方からすごくサポートしてもらって、やっぱそこはすごい、キャプテン(竜馬さん)にも感謝していますし、
出たら絶対思い切ってやろうとは話をしてたんで、それが結果に出て良かったかなっていうふうに思います。
来週のホーム春日部での3連戦に向けて
群馬さん広島さんは、また、なんていうんすかね、
気を引き締めて、連勝していても全然油断できる状況じゃないですし、試合が続く中で、さらに僕たちがレベルアップ、ステップアップしていかなきゃ太刀打ちできないぐらいのチームだと思うんで、
1人1人がそこに向けてしっかり準備して、まずはしっかり戦えるところまでメンタルも身体も準備していければなと思います。
市場 脩斗 選手
この2試合もったいないターンオーバーもしてしまったのでしっかり反省して修正して次節を迎えたい。
最初はB1の舞台にびびっていたが、通用する部分も見つけられている。
この舞台でもっと活躍して、日本代表に頑張って本気で入りたい。
千葉J戦を含めて3連勝を振り返って、自分のプレー、チームのプレーはどうだったか
ジェッツ戦から自分達の勢いというのが乗ったと思っていて、佐賀戦もこの2試合、チームのやりたいことを遂行できたっていう部分で、チームとして勝利に繋がったのかなと思いました。
個人的には、できる時、自分のプレーができている時もあるんですけど、
相手のプレッシャーに負けて自分のプレーができていない時があったり、すごいもったいないターンオーバーもこの2試合してしまったので、
そういう部分はしっかり反省して次の群馬戦に向けて修正していかなければいけないと思いました。
ターンオーバー、今日は終盤のシーンの1本だけだと思うが
最後しっかりやりきるっていうところでああいうふうにミスをしてしまって、
終わり方っていうのは大事かなと思うので、そこはもったいないと感じました。
最初よりも市場選手に対するマークが厳しくなっている中で、ダブルチームできても割り込んで相手のファウルを誘ったりする場面もあり、そこが持ち味でもあるのかなと感じるが
やっぱり自分に2人来た時にノーマークの選手が絶対いるので、
そこで自分が割っていって、アシストパスだったり、周りをみてプレーをするっていうのは自分の持ち味かなと思います。
チームに加入して約1ヶ月が経ったと思うが、チームの全体練習等も含め慣れてきた感覚はあるか
最初の京都戦の時とかよりは慣れてきたんですけど、
チームの細かいシステムだったり、ディフェンスとかオフェンスの部分も細かいので、
そういうのをしっかり頭に入れて試合でプレーしなきゃいけないかなっていうふうに思っています。
最初は良い意味で何も考えていなかったか
そうですね、何もやってなかったので、何も考えずできたっていうのがあるんですけど、
今は練習も重ねてきて、細かいところ(決まりごと)があるので、そこも頭に入れながら自分のプレーやチームのプレーをやっていかなきゃいけないので、
そこをしっかりアジャストしていかなきゃいけないかなと思います。
まだ完成はしていないと思うが、プロの環境で良くなっている手応えを感じる部分は
ディフェンスの面では、相手のガード陣にプレッシャーをかけるっていうところっていうのは、スティールとかも結構狙えているので、できてるのかなと思います。
オフェンス面では、もっと得点力だったり、周りを活かすパスだったりっていうのをしっかりこれから積み上げていかないといけないと思っています。
思ったよりやれている感覚はあるか
最初はB1の舞台に結構びびっていたので、どんだけ通用するのかなっていうふうにずっと思ってましたし、
でも、できるプレー、通用するプレーっていうのも見つかっているので、
そこは続けて、他のオフェンス面ではもっといろんなプレーができる選手になりたいと考えています。
通用するプレーというのは具体的にはどういうプレーか
スクリーンからドライブとかだったり、パスっていうのはやっぱ見れてるのかなって自分では思ってるんですけど、
ドリブルからのプルアップの3ポイントだったり、いくところといかないところの判断だったり、時間とか見てプレーするっていうのはもっと考えていかなければいけないかなっていうふうに思っています。
安齋HCからは厳しさも出てきていると思うが
細かいミスで交代とかさせられている中で、そういうのもなくしていかなきゃいけないし、
(安齋)竜三さんに求められてることっていうのも、これからの試合を通して毎試合、遂行していかなければいけないので、
そこの面では、しっかり期待に応えられるようにもっと頑張りたいなって思います。
課題は遂行力、細かいミスか、他にもあるか
細かいミスとかですかね、
あとはやっぱり相手のディフェンスとかを見て、セットプレーとか、自分がガードとして発信するときに、そういうのも考えて、最適なプレーっていうのやっぱもっと考えなければいけないのかなって思ってます。
代表に入りたいなどの目標はあるか
この舞台でもっと活躍して、日本代表に頑張って本気で入りたいなっていうふうに思います。