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レッズランドで夏思2025を開催

レッズランドで夏思2025を開催

 

お盆休み最終日の17日、レッズランドで「夏思(なつおも)2025~この夏いちばんの思い出を作ろう!」が開催された。

レッズランドは、Jリーグの掲げる「百年構想」に基づき、2005年にさいたま市桜区に開設された地域と共に歩むスポーツ施設だ。今回の夏思は今年の7月で20周年を迎えたレッズランドにとって、“はたち”になって初のイベントとなった。

夏思は、『夏の思い出を作ろう! in レッズランド』として2009年に開始して以来、荒天やコロナ禍による中止なども強いられながらも、これまで続いてきたイベント。
毎年このイベントを楽しみにする親子も多く、事前での募集で集められた参加者は早々に定員超え。大人子どもともに100名を超える参加者がこの日を楽しみに集まった。



開会式の後、まず行われたのは夏思恒例、『全力水かけまつり』。
Go!Go!REDS!の語呂にちなんで合計5,502個もの水風船が事前に用意。その水風船や水鉄砲を使って参加者が親子入り乱れて水をかけ合う姿に、参加する側にも見守る側にも笑顔があふれた。








水かけイベント前半の全力水かけまつりが終わると、後半は今回初の企画、『ウォーターバトル』を開催。この企画は新たに育みパートナーとなっていただいた、そらまめキッズアドベンチャーのサポートのもとに実施。

参加者はチームに分かれたのち、自分の“ライフ”であるポイ(金魚すくい用の紙)を頭に装着。相手チームのポイを目掛けて水鉄砲を撃ち合い、チーム戦で競い合った。思った以上に破れないポイを撃ち抜くために、お互いが急接近したり全力疾走したり。文字通り暑さを吹き飛ばすように、熱い勝負が繰り広げられていた。







サッカーさながら、前後半の合計約90分の水かけイベントを楽しんだ後は、自分たちで火を起こした飯盒炊さんでエネルギー補給。
お米は浦和レッズオフィシャルパートナーのJAグループさいたまに、火起こしはボーイスカウトさいたま南地区協議会にサポートいただき。おいしいお米を、炊き立てのいちばんおいしい状態でいただくことができた。







さらに、レッズランドのイベントをいつもサポートしてくださる、さいたま市子ども食堂ネットワークが、『丼フェス』と題して多種多様なご飯のおかずなど用意。
子ども大好きからあげから、大人も思わず唸る本格グリーンカレーまで、たくさんの料理がキッチンカーで並び、みなさんおかわりが止まらない。たくさんの用意があった食事だったが、無事フードロスもなく、お腹いっぱい大満足の時間となった。









そして、この日の最後には、みんなで手持ち花火。近年ではなかなか公共の場所で楽しめなくなっているとのことだが、この日ばかりはみんなで輪となり、たくさんの花火を咲かせ、1日の最後を彩った。







この日を全力でやりきったのは参加者だけではない。24社のレッズランド育みパートナーの協賛に加え、レッズランドとともに主催である浦和レッズ後援会や、日頃のホームゲームをサポートしてくださるスチュワード(運営ボランティア)、そしてイベント協力として、そらまめキッズアドベンチャー、さいたま市子ども食堂ネットワーク、ボーイスカウトさいたま南地区協議会のみなさんなど、サポートだけでも70名以上のメンバーが集結。どのメンバーもそれぞれにしかできない、自分たちの経験やスキルを活かし、それぞれの形のサポートをしてくださり、この日を最高のものとしていた。









その中の一員であり、今回イベント初参加となったそらまめキッズアドベンチャーの横田氏に参加に至った経緯や今回のイベントへのおもいについて、話を伺った。元々同社は浦和レッズオフィシャルパートナーの国大セミナーのグループホールディングスの企業で、子どもたち向けの事業の一部が独立し、今年25周年を迎える地元企業。クラブと国大セミナーのパートナー提携をきっかけに、今回のご縁に至ったのだという。
横田氏は、「地域の方々に還元するっていうのがなかなか出来てこなかったので、なんか今後は本当に地域に密着してこういったイベントを継続的にやっていきたい」と話してくれた。



この日の気温は、今年の夏を象徴するような35度超えの猛暑。前日のホームゲームイベント炎日で全員に配布されたフェイスタオルで汗を拭う姿もたくさん見られた。万が一に備え、救護スタッフも控えていたが、水分補給の呼びかけや水の掛け合いで涼み、体調不良を出すこともなく、楽しくイベントの終わりを迎えることができた。

レッズランドが”20歳”になって初めての今回のイベントとなった今回も、活動方針にもある「健全なレクリエーションの場の提供」を実践する一つの場として、子どもたちにとって最高の思い出になる夏思となったはずだ。



【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】