この度、埼玉武蔵ヒートベアーズは、2025年1月14日にホーチミン市スポーツ訓練・競技センターにおいて、ベトナムスポーツ庁ホーチミン野球協会とMOU(Memorandum of Understandingの略であり、契約や条約、協定などが正式に締結される前段階の合意文書のこと)を締結致しました。
本連携は、野球を通じて国際交流を促進する事を目的とした内容となっており、「日越野球サマーキャンプ」の開催や、ホーチミン市の学生およびベトナムで学ぶ日本人学生に有意義な遊び場を提供する企画を検討しています。
さらに重要な内容として、埼玉武蔵ヒートベアーズがホーチミン市の野球選手に対して日本でのプロフェッショナルなトレーニングや競技の機会を提供することが含まれています。この取り組みにより、若い才能が国際的な舞台へ進出する扉が開かれ、地域の野球水準の向上にも寄与することが期待されています。
現地に行きMOUを締結をした角球団社長は、
「野球を通じて、こうした国際連携が出来るきっかけを作れたことに嬉しく思います。今回は今後に向けた第一歩なので、これから様々な取り組みを具現化していきたいです。選手間交流・技術の提供はもちろんの事ですが、スポーツ事業としての交流やスポーツをきっかけに地域ビジネスに広がりを創れるような連携にしたいと考えています。」と意気込んでおりました。
国際協力は、経験の共有、専門性の向上、そしてコミュニティのつながりを促進するなど、スポーツの包括的な発展を推進する上で不可欠な役割を果たします。ホーチミン市と埼玉武蔵ヒートベアーズのイニシアチブは、即時的な利益をもたらすだけでなく、ベトナム野球の未来のための堅実な基盤を築くものとなります。
国外行政との正式な連携は、創設初となる試みになりました。
埼玉武蔵ヒートベアーズでは、今後も積極的に野球振興や地域活性に向けた活動を展開していきます。
引き続き、宜しくお願い致します。