ラグビー・リーグワンは2025-26シーズンに5年目を迎えた。地域に根ざしながら、世界を視野に進化を続けるこのリーグで、各地のクラブが熱戦を繰り広げている。
埼玉県狭山市を拠点とする狭山セコムラガッツは、昨季あと一歩届かなかったディビジョン2昇格を目指し、今シーズンも熱い戦いを繰り広げている注目のチーム。
今回は、チームを牽引するキャプテン・飯田光紀選手と、埼玉県さいたま市出身のプロップ・金子元紀選手にインタビュー。異なるキャリアを歩んできた二人に、ラグビーとの出会いや競技人生で感じてきた魅力、スタジアムでの楽しみ方などを語ってもらった。
コミュニケーションを高める工夫
ーーリーグワンにはさまざまなチームがありますが、セコムラガッツならではのチームカラーや特色について、どのように感じていらっしゃいますか?
一番は「仲の良さ」だと思います。チーム全体が本当に仲が良いと感じています。年齢層は日本人選手では最年長が32歳くらいで、一番下が22歳くらいです。ちょうど10歳くらい離れていますね。
飯田選手
ーーその中で、年齢に関係なくスムーズにコミュニケーションが取れている印象ですか?
「チームビルディング」といって、みんなでご飯を食べたり、バーベキューをしたりする機会があるので、そういった場を通じて団結力が高まっていると感じます。「チームビルディング」は 大体2〜3カ月に1回、不定期で開催しています。リーダー陣で話し合って、タイミングを見て実施しています。
飯田選手
ーー皆さんは会社員として働きながら、ラグビーもプレーされていますよね。両立するうえで、意識していることがあれば教えてください。
普段から仕事もラグビーも真面目に取り組んでいるからこそ、事業所の皆さんにも応援していただけているのだと思います。「働くときは働く」「ラグビーに集中するときは集中する」と、メリハリを持って取り組むのが、このチームの良さだと感じています。
金子選手
会社の理解がとてもあるので、練習にも気持ちよく送り出してもらえていますし、環境を整えてくださっています。さらに、会社の方々がすごく応援してくれるので、恵まれた環境でプレーできていると感じています。
飯田選手
ーーセコムラガッツならではの“ヒミツ”や面白い一面があれば教えてください。たとえば、「こんな面白い選手がいる」とか…?
何でしょうね……(金子選手の肩を叩きながら)彼は面白いですよ(笑)。今は普通にしていますけど。
飯田選手
ーー金子選手の面白いエピソードがあれば、ぜひ教えてください。
スクラムのとき、目が「キマる」んです(笑)。相手が思わず睨み返すくらい。普段はこんなに可愛い顔をしてるんですが、試合中は「絶対にやってやるぞ」って気持ちが全面に出ていて、オンとオフのギャップがすごい選手です。
飯田選手
ーー金子選手ご自身でも、そのギャップを感じていますか?
はい、自分でもギャップがある方だなと思っています。
金子選手
ーーちなみに金子選手のことをよくいじってくる先輩はいますか?
同じプロップの白川直人選手ですね。チームのほぼ全員にちょっかいを出すタイプで、イタズラもよくしますし、逆にやり返されたりもします(笑)。
金子選手
ーー飯田選手も白川選手からイタズラされたりしますか?
僕と白川選手は同じ日本大学出身で、僕が1年生のときに彼が4年生でした。大学でも同じ部屋だったんですが、当時からすごく優しくて、怖いイメージは全然ありませんでした。今でも、もしかしたら気づかないうちにいじられてるかもしれません(笑)。
飯田選手
ーー最近、チーム内で流行っているものはありますか?音楽や配信番組など。
Netflixの恋愛リアリティショー『ラヴ上等』は、みんな見ていますね。ラグビー選手は強面が多いので、「あの人、(出演者に)似てない?」なんて言い合って盛り上がっています。あとは『ストレンジャー・シングス』を観ていたり、『ワンピース』などの漫画を読んでいる選手もいます。
飯田選手
ーー初めてセコムラガッツの試合を観戦する方に、「ここを観ると楽しめる」というポイントがあれば教えてください。金子選手はいかがでしょうか?
体の大きい選手が全力でプレーする姿は見ていて気持ちがいいと思いますし、ラグビーには“男前”な選手も多いです(笑)。試合後にはファンの皆さんをお見送りする時間もありますので、ぜひ“推し選手”を見つけて応援していただきたいです。
金子選手
うちのチームは本当にイケメンが多いと思います(笑)。
飯田選手
ーーでは、おすすめの“イケメン選手”がいれば教えてください。
ウイングの藤原竜之丞選手ですね。(金子選手を見ながら)かっこいいよね?
飯田選手
はい、藤原選手は間違いなくかっこいいです。
金子選手
ポジションと試合における役割は?
ーーお二人のポジションと役割についても教えてください。まずは飯田選手からお願いします。
僕は「フランカー」です。スクラムのときはプロップの後ろから押す役割で、試合中はタックルやブレイクダウン(ボールの争奪戦)に関わります。ディフェンスの要として、ボールを奪ったり守ったりする役割を担っています。
飯田選手
ーー試合中に「ここを観てほしい」というポイントはありますか?
やはりタックルの場面ですね。機会が多いポジションなので、分かりやすく迫力があって、見どころになると思います。
飯田選手
ーー金子選手のポジションと、その役割についても教えてください。
僕は「プロップ」で、セットプレーの要です。スクラムでは力強く組んで、ボールを安定して出せるようにすること、ラインアウトでは選手を持ち上げてキャッチをサポートします。派手さはありませんが、泥臭くチームを支えるポジションです。
金子選手
ーー飯田選手はキャプテンとしてチームの戦い方で「ここを観てほしい!」というポイントはありますか?
外国人選手が多いので、スクラムやラインアウトといったセットプレーは非常に迫力があります。さらに、バックスにはスピードのある選手が揃っているので、縦に速い展開にも注目してほしいです。
飯田選手
地域イベントでの交流にも意欲
ーーファンの方との交流で印象に残っていることがあれば教えてください。
選手名鑑を見て来てくださった方が、たまたま僕と同じ川口高校出身で。強豪校というわけではないので、そういった方が応援に来てくれるのはすごくうれしかったです。「活躍している姿を見たくて来ました」と言っていただいて感動しました。
金子選手
家が旅館をやっているんですが、そこのお客さんが試合を観に来てくれることがあります。家に貼ってあるポスターなどを見て、来てくださるみたいで……それはとてもうれしいですね。
飯田選手
ーーセコムラガッツでは、ファンとの交流イベントなども実施されているのでしょうか?
狭山市で行われる七夕まつりではステージに立って、タックル体験やラインアウト体験などをしています。とても盛り上がりますし、昨年の夏には狭山市駅周辺の清掃活動も行いました。今後も、こうした地域活動は増やしていけたらと思っています。
飯田選手
ーー応援スタイルについて、チームならではの特色があれば教えてください。
「ゴー!ラガッツ!」という掛け声があります。ホスト戦ではスタジアムDJと一緒に、「この曲に合わせて手拍子してください!」や「このリズムで声を出してください!」といったアナウンスがあって、観客の皆さんも盛り上がってくれます。ベンチにいても、グラウンドにいても、その声援が力になります。
金子選手
ーー最後に、ファンの皆さまへお二人からメッセージをお願いします。
チームとしては今シーズン、ディビジョン3優勝とディビジョン2昇格を目指しています。個人としても、自分の持ち味を活かしてチームを盛り上げていきたいです。ファンの皆さんの声援は本当に力になるので、ぜひ応援をよろしくお願いします。
金子選手
狭山市で行われる七夕まつりではステージに立って、タックル体験やラインアウト体験などをしています。とても盛り上がりますし、昨年の夏には狭山市駅周辺の清掃活動も行いました。今後も、こうした地域活動は増やしていけたらと思っています。
飯田選手
おわりに
昨季は入れ替え戦の末に惜しくも逃した、ディビジョン2昇格を目指す狭山セコムラガッツ。そんなチームを支えるのが、飯田選手と金子選手です。ラグビーとの出会いからその魅力、そしてチームの特色まで、たっぷりと語っていただきました!お二人の試合中の様子やオフショットは、チームのSNSで随時発信されています。ぜひチェックしていただき、ディビジョン2昇格を目指して戦う狭山セコムラガッツを、会場で応援してください!
■狭山セコムラガッツの公式情報はこちら
また、現在、すぽったま!スタンプラリーを実施中!
試合観戦でポイントを貯めて、選手のサイン入りグッズをGETできます!
ぜひ会場に足を運んでください。