皇后盃初代女王に輝いた戸田中央メディックス埼玉の福田五志監督、糟谷舞乃選手、坂本結愛選手、増田侑希選手が2日、埼玉県庁で大野知事を表敬訪問し、皇后盃の優勝を報告し、優勝の喜びを語った。
チームを率いた福田監督は「皇后盃初優勝を飾ることができ、とても嬉しく思う。JDリーグはプレーオフで敗れ残念だったが、少しずつ選手たちが負けから学び、次の試合に繋げるといったことが出来るようになってきている。来シーズンでは更にチーム全体がレベルアップしていけると思う。」と語った。
キャプテンを務めた糟谷選手は、皇后盃を振り返って「試合を重ねるごとにチームがひとつになっていった。一試合、一試合に集中し続けたことが優勝につながった。」と語った。
優勝投手となった増田選手は、決勝戦を振り返って「一球、一球、丁寧に投げることを心掛けた。この規模の大会で優勝するのは個人でも初めてなので大変嬉しい」と語り、坂本捕手は「大会中は絶えず気が抜けなかった。優勝した瞬間は緊張が一気にほぐれ、嬉しさから自然と涙が溢れた。」とプレッシャーと戦いながらチームを支えた。
大野知事は「良い報告が聞けて大変嬉しい。皇后盃初優勝、JDリーグ東地区3位、プレーオフ出場ということでチームにとって充実した一年だったと思う。ぜひ来期は皇后盃、JDリーグの二つとも優勝を目指して頑張っていただきたい。」とエールを送った。